衆議院選挙・大分選挙区の終盤情勢 大分1区・3区は“激戦”続く 高市内閣支持率は「53.7%」
衆院選大分選挙区の終盤の情勢です。1区と3区で与野党候補が横一線の激戦を展開する一方、2区は自民候補がリードしています。内閣支持率は53.7%と微増しましたが、各選挙区とも多くの無党派層が態度を保留しており、最終盤まで予断を許さない状況です。
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内閣支持率と比例情勢
大分県内の有権者を対象に、2月3日から5日まで実施したJNNインターネット調査では、高市内閣を「支持する」と答えた人は前回より1.8ポイント上がり53.7%でした。比例区の投票先は、自民が25.7%と前回より3ポイント上昇。新党「中道」も1.9ポイント上げ、参政、日本保守、チームみらいも1ポイント以上、上昇しています。
一方で、「まだ決めていない」という人も27%となっています。
大分1区は激しい競り合い
1区は、自民新人の衛藤氏と無所属の吉良氏が激しく競り合っています。
衛藤氏は、高市総理や片山財務大臣が応援に駆けつけるなど党を挙げた戦いで、自民支持層の約7割を固めました。参政や国民民主の一部からも支持されています。
8回目の当選を目指す吉良氏は、後援会組織を中心に一部の労働組合が支援。中道の7割以上、立憲支持層の8割以上を固め、幅広い層への浸透を図っています。
国民の堤氏、参政の野中氏、共産の山下氏は各支持層の投票先が割れていて、支持拡大に懸命です。
1区は無党派層の半数が「まだ投票先を決めていない」としています。また、維新や日本保守の支持層の3割ほどが投票先を決めておらず、こうした票の行方が結果を左右しそうです。
大分2区は広瀬氏がリード
一騎打ちとなった2区は、自民公認の広瀬氏が安定した戦いでリードし、中道の吉川氏が懸命に追う展開です。
広瀬氏は前回、保守分裂で割れた自民票を固めていて、自民や維新支持層の8割、国民民主の5割以上から支持されています。また、無党派層にも浸透しています。
一方の吉川氏は今回、立憲と公明が結成した中道からの出馬で、推薦する連合大分に加え、公明とも連携。中道の8割を固めたほか、共産、社民、れいわからも支持を集めています。
大分3区は横一線の激戦
3区は、自民前職の岩屋氏と中道新人の小林氏が横一線の戦いとなっています。
前外務大臣の岩屋氏は、11回目の当選を目指していますが、外交政策を巡るSNS上のデマや誹謗中傷への対応に苦慮していて、陣営は危機感を持って票固めを図っています。自民支持層からの支持は5割で、自民と維新の2割がまだ対応を決めかねています。
2回目の国政挑戦の小林氏は今回、中道からの出馬。連合大分を中心に公明党とも連携して組織票を固めています。中道支持層の9割近くを固めたほか、共産、社民、国民など野党支持層にも浸透しつつあります。
無所属の平野氏、保守の岩永氏、参政の野中氏は3人で自民支持層の2割近く、維新の3割に食い込む一方、各支持層への広がりには欠いています。3区も無党派層の4割がまだ投票先を決めていない状況で、結果を左右する大きな要素となっています。
