天皇杯制した町田、J1の2年目は6位フィニッシュ 黒田監督「まだまだ発展途上」
試合後、町田の黒田剛監督は、特に後半の戦い方が「かなりパーフェクト」と称えつつ、「チャンスもありましたが、そこで取れるかどうか。最終的には個のクオリティも関わってきますので、来季への課題ということで、強化をさらに進めていく、個人で成長を遂げるしかないと思います」と、フィニッシュワークを具体例として挙げつつ、来季への課題に言及。「良くも悪くもいろいろあった1年間でした。当初の目標であった5位以内から一つ順位は足りませんでしたが、けが人も多く出たシーズンの中で選手は頑張ってくれた1年でした」とリーグ戦を総括した。
さらに、安定的に優勝争いをするクラブになるために、「大切なのはサッカーだけでなく、組織作りというところ。土台をしっかり踏み固めないと脆い組織になってしまう」とし、クラブ、グループとしての強固な基盤、組織をしっかりと作ることが重要であると続け、「我々もまだまだ発展途上だと思っています。私も3年目がもうすぐ終わりますが、一つずつ段階、テーマを決めながら取り組んでシーズンを消化しているというところもあります。また来年は違うテーマをさらに足しながら、選手たちとともに取り組んでいくシーズンにしていきたいと思います。特別大会もありますので、いろいろなことにチャレンジできるので、選手たちとよく話をしながら、もっと強化しないといけないところも含め、みんなで協議しながら良いチームを作っていければと思います」と、来季以降の成長の指針を、クラブ全体で見定めながら進めていきたいと話している。
国内のシーズンは終わったが、中2日でAFCチャンピオンズリーグエリートの蔚山HDを控えており、この試合が年内最後の試合となる。黒田監督は「ここで気を抜くわけにはいかない」と引き締め、「最後、ホームでファン・サポーターに笑顔を届けるため、コンディション的には難しいタイミングですが、ホームで勝って、来季に良い状況で入っていけるように勝利で終えて、選手に労いの言葉をかけたいと思います」と、年来ラストゲームへとすでに視線を向けている。
