歯科矯正はお金がかかる!口を正しく育てるために0歳からやっておきたいこと【歯並びをよくする離乳食・幼児食】

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矯正治療一択!になる前にやっておきたいこと

歯列矯正治療には「発育不足の歯列を機械的に拡大する」「ワイヤーで歯を整える」などのいろいろな方法がありますが、そこにはいくつか気がかりなこともあります。部分的な矯正でも数十万円という費用やある程度の時間がかかるほか、矯正器具をつけることで痛みや違和感が生じたり、見た目が気になってしまったり、といったケースもあります。

歯磨きがしづらいことから、虫歯や歯肉炎歯周病が心配だと感じるかもしれません。また、抜歯を伴う場合、一度抜いた永久歯はもう生えてきません。さらに、せっかく費用や時間をかけて矯正治療をしても、生活習慣やクセなどによっては、また悪い歯並びに戻ってしまうこともあります。

ここで、「ん?ということは、生活習慣やクセが歯並びをつくるということ?」と思ったあなた……その通りです!

「きれいな歯並びは、おうちで育てることができる」とお伝えしてきたのは、そういう意味です。具体的には、歯が生えてくる「ロ」を正しく育てるのです。そして、育てる時期は早ければ早いほど、それこそ0歳から始められるといいですね。

人間は、生まれたときから口を使って栄養を取り込んで生きています。母乳やミルクを飲むことから始まり、離乳食を食べ始め、乳歯が生えそろい、永久歯に生え替わっていく。こうした成長段階を確認しながら、きちんとケアし、ときには軌道修正していくことが大切です。

歯列矯正治療のメリット・デメリット

歯列矯正治療というと、デメリットなところが浮かびがちですが、歯科医師からするとメリットももちろんあります。また、長期的に見ればメリットの方が大きいといえるでしょう。

メリット

見た目の改善
・噛み合わせの改善
・口腔ケアがしやすくなるので虫歯や歯周病のリスクが軽減される
・発音の改善

デメリット

・違和感がある
見た目が気になる(ワイヤータイプ)
・痛みがともなう(ワイヤータイプ)
・歯磨きがしづらくなる、しゃべりづらくなる、長時間つけないといけない(装着するタイプ)

最近の歯列矯正治療って?

歯列矯正治療はおおまかに3段階に分けられます。乳歯が生えそろったときの治療、乳歯と永久歯が混在するときの治療、永久歯が生えそろったときの治療です。各段階で使用する装置は、それぞれ異なります。

矯正治療はタイミングが重要。特に乳歯と永久歯が混在するときに行う小児矯正は、あごや顔などの骨格の成長を利用した矯正治療のため、タイムリミットがあります。気になったらなるべく早めに歯科医に相談することで、治療の選択肢が広がります。

永久歯が生えそろったときの矯正は、特にタイムリミットはありません。

矯正治療は歯科医師やクリニックによって治療のやり方や考え方、治療費が違うため、治療を始める前によく相談するようにしましょう。

【出典】『歯並びをよくする離乳食・幼児食』著:杉原麻美/藤原朋未