「優れた選手は大舞台で終えるべき」引退したイブラヒモビッチがサウジ移籍拒否を明かす「中国からも...」
だが、イブラヒモビッチは優れた選手のサウジリーグ移籍をあまりよく思っていない様子。米スポーツチャンネル『ESPN』によると、イブラヒモビッチは「中国からもオファーがあった。サウジからもあった。だが、何を望むかだ。どんな目標を持っているかだよ」と話した。
「ある種の選手は大舞台でキャリアを終える必要がある。それが最高級だからだ。何を稼いだかではなく、どんなタレントだったかで記憶されなければいけない。だから、ある種の選手は一定のレベルに達したら、一定のステージで終えなければいけないと思う。それは大きな舞台だ。一部の選手には大金を稼げる状況が必要だった。それは十分に稼いでいなかったからだ」
イブラヒモビッチは2018年春にマンチェスター・ユナイテッドを退団し、MLSのロサンゼルス・ギャラクシーに移籍。だが2019年いっぱいで契約を終えると、古巣ミランに復帰した。
かつてミランでセリエA優勝を果たしたイブラヒモビッチは、古巣が苦境にあると知り、復権に尽力すると決断。低迷していたチームのリーダーとして勝者のメンタリティをもたらした。イブラヒモビッチの貢献もあり、ミランは2021-2022シーズンに11年ぶりのスクデットを成し遂げている。
肉体的なことから昨季でスパイクを脱いだイブラヒモビッチだが、ミランのサポーターはチームにかつての栄光を取り戻させたレジェンドを愛している。イブラヒモビッチは現在も幹部としてのミラン復帰の可能性が取りざたされているところだ。
キャリア晩年の過ごし方については、それぞれの価値観がある。ただ確かなのは、自身の哲学を貫いたイブラヒモビッチは、自身が愛するミランのサポーターから愛されているということだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
