前節の課題と向き合い、掴んだ勝点3! 清水MF乾貴士が静岡ダービーで変化を感じたチームの“戦う姿勢”
清水エスパルスは10月7日、J2第38節でジュビロ磐田と対戦し、1−0で勝利。ホームでの静岡ダービーを制し、J1自動昇格圏内の2位に浮上した。
この試合で圧巻のパフォーマンスを披露したのが、乾貴士だ。序盤、見事な反転からボールを運び、推進力を生んだかと思えば、ボディフェイントを織り交ぜた華麗なトラップで相手をかわすなど、好プレーを連発した。
そして、41分には値千金の先制弾。チアゴ・サンタナのパスが一度はカットされるも、こぼれ球に反応した乾が、ペナルティエリア手前左から思い切りよく右足を振り抜く。シュートは相手に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。
【動画】やはりダービーを動かすのは千両役者! 乾貴士の先制弾
本人は「誰のゴールでも良かった。たまたま自分のゴールだったというだけです」と謙遜したが、結局この一撃が決勝ゴールとなり勝利につながった。
清水はここまで2試合未勝利と低調気味だった。前節の藤枝MYFC戦も2点を先行されると、最後まで1点も返せず0−2で敗れ、苦汁をなめた。
「藤枝戦で相手は戦っていましたし、走っていた。そういうところは自分たちも基本に立ち返って、見直してやっていこうと、この1週間は入っていた」(乾)
1週間の準備期間でチームの課題としっかりと向き合い、3試合ぶりの勝利。乾も「そういう意味では、今日はすごく良かったと思いますし、戦うところは出せたと思います」と手応えを口にする。
今シーズンのJ2リーグも残り4試合。35歳のテクニシャンは、「4試合が終わって、その時に昇格しないと意味がないので、2位を譲らないためにも、ここから4連勝で終わりたい」と意気込んだ。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
