陳建仁行政院長(右手前)から中華民国(台湾)国旗を受け取る救助隊のメンバー=7日、桃園空港、facebook.com/chencjから

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(台北中央社)トルコ南部を震源とする大地震を受け、台湾から救助隊が派遣されたことについて、中国のSNS(交流サイト)では「中国がトルコに支援の手を差し伸べた」などと投稿されている。与党・民進党の鄭運鵬(ていうんほう)立法委員(国会議員)は8日、人命に関わる救助活動が行われる中でさえ統一戦線工作を仕掛けるとは、中国は「悲しく哀れだ」と苦言を呈した。

台湾からは6日夜に40人、7日夜には第2陣として90人の救助隊がトルコに向け出発。先発隊はすでに現地入りした。

中国のネット上では、台湾から救助隊が派遣される様子の写真と共に「中国台湾の救助隊が出発」などとする投稿が出回った。

これについて鄭氏は、台湾から救助隊が出発した途端、中国はプロパガンダに力を入れ、台湾を矮小(わいしょう)化していると指摘。台湾の他国への支援を中国の貢献だと偽っていると批判した。

また、台湾は外交関係の有無にかかわらず、なるべく早期に救助や人道支援を提供する用意があるとも強調した。

(王揚宇/編集:楊千慧)