握手を交わすフィンランドのミッコ・カルナ議員(左)と蔡英文総統

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(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は7日、北部・台北市の総統府で台湾を訪問したフィンランド議会の議員団と面会し、交流のさらなる深化と民主主義の強靭化(きょうじんか)での協力に期待を寄せた。

訪台したのはミッコ・カルナ議員を代表とする超党派の親台派グループで、蔡氏は「重要な意義がある」と歓迎。積極的に両国間の関係強化に取り組むだけでなく、カルナ氏は複数回交流サイトを通じて台湾を支持するなど、長期にわたり台湾の国際社会への参加を後押ししているとして感謝の意を示した。

また2021年にはフィンランドとの貿易額が前年より30%増加したことに触れ、さまざまな分野での交流が顕著に進展していると指摘。先月には台北でフィンランドと7回目の経済対話会議が開かれ、グリーンエネルギー転換やデジタル化などの分野で意見交換したと語り、産業協力がさらに盛んになると信じていると自信をみせた。

権威主義の拡張と向き合う中では、世界の民主主義陣営のパートナーは必ず団結・協力し、地域の繁栄やサプライチェーン(供給網)、自由、民主主義の価値を守るべきだと呼びかけた。

カルナ氏は科学技術研究や教育、文化などの分野での協力強化を歓迎すると強調。台湾と周辺地域の公衆衛生や安全保障、福祉などに関係するとして欧州連合(EU)と同様に台湾の国際機関への参加を支持すると語った。

その上で自由や民主主義、人権、法の支配、平等はフィンランドと台湾共通の価値観だとし、共に中国の台湾に対する威圧的な行為を非難すると述べた。

(温貴香/編集:齊藤啓介)