握手を交わす蘇貞昌行政院長(右)と自民党の世耕弘成参院幹事長(左)=台北・行政院で2022年12月26日、中央社記者王騰毅撮影

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(台北中央社)蘇貞昌(そていしょう)行政院長(首相)は26日、台湾を訪問している自民党の世耕弘成参院幹事長と行政院庁舎で面会し、台湾と日本の関係深化に期待を寄せた。世耕氏は、亡くなった安倍晋三元首相の遺志を継ぎ、台日間の連携強化を推し進めていく姿勢を示した。

蘇氏は、安倍氏が台湾との関係を重視したことに言及し、哀悼の意を表した。世耕氏は、台湾の人々の弔意に感謝した。

蘇氏はロシアのウクライナ侵攻に触れ、台湾と日本は中国の軍事的防衛ライン「第1列島線」上に位置しており、権威主義国家の軍事拡張は憂慮すべきものだと指摘。自由や民主主義、人権などの価値観を共有する国々は、連携をより強め、地域の平和と安定を守っていくべきだと語った。

安倍派の幹部を務める世耕氏は26日、台湾入り。滞在期間中には蔡英文(さいえいぶん)総統との会談が予定されている。安部派からは今月中旬、同党の萩生田光一政調会長が訪台したばかり。

(陳俊華/編集:楊千慧)