大人気のレシピ「最高のから揚げ」

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いつもの家庭料理にひと手間加えるだけで、簡単にプロの味になるレシピをご存じだろうか?YouTubeやTikTok、Instagramを中心に、独自のレシピを発信している「森シェフ」(@pasta.mori)。15年以上のキャリアを誇り、現在、和食の料理人として活躍する彼のレシピは「プロの味が家庭で簡単に再現できる!」と大好評で、SNSの総フォロワー数は96万人以上を誇る。

【写真】レシピの工程を全部紹介!

和洋中のジャンルを問わず、多彩なレシピが発信されているので、料理初心者の筆者もメニューに悩んだ時は、いつも参考にさせてもらっている。今回は、そんな話題の森シェフに取材し、特に反響の高かった4つのレシピを教えてもらった。調理工程のコツや味付けのポイントなども聞いてみたので、ちょっと本格的な料理に挑戦したい方や料理初心者さんもチャレンジしてみて!

■【BEST1】サクサク&ジューシーがたまらない!バズレシピ「最高のから揚げ」

朝の人気情報番組にも取り上げられたという「最高のから揚げ」。森シェフがSNSでレシピの投稿を始めてから、から揚げのレシピは何度も投稿していたが、昨年7月頃に改良版のレシピをTikTokにアップしたところ、大バズり。森シェフの人気に火がつくきっかけとなったのがこちらのレシピだ。

「YouTubeでの再生回数に伸び悩んでいた頃、ショート動画として、から揚げのレシピをTikTokに投稿したんです。すると、予想以上に反響が大きくて。SNSの総再生回数は約400万回と、たくさんの方に見ていただいています。TikTokのフォロワー数も1年間で2000人から40万人と劇的に伸びたので、多くの方に知ってもらうきっかけとなった、思い入れのあるレシピです」と、森シェフ。では早速、レシピを紹介していこう。

【材料(2人前)】

・鶏もも肉 400グラム

・浅漬けの素 100ミリリットル

・卵 2個※卵白のみを使用

・片栗粉 適量

・油 適量

・(★)大葉 10枚

・(★)ミョウガ 3個

・(★)万能ネギ 1/2束

・(●)ゴマ油 大さじ2

・(●)塩 小さじ1/2

・(●)白ゴマ 大さじ1

【調理工程】(調理時間 約15分※漬け込み時間を省く)

1・鶏もも肉を食べやすい大きさにカット。

2・浅漬けの素で下味をつけ、30分間漬け込む。

3・衣の準備へ。片栗粉を適量タッパーに出す。卵は割って卵白のみを準備。

4・鶏肉に片栗粉をまぶす。

5・油を190度に設定。

6・卵白に鶏肉をくぐらせてから、6分間揚げていく。

7・揚げ上がったら、薬味ダレ作りへ。(★)の食材を細かく刻み、ボールに入れる。

8・7に(●)の調味料を加えてよく混ぜる。

9・最後に8とから揚げを和えたら完成。

【森シェフ直伝のワンポイント】

「揚げる前に鶏肉を卵白にくぐらせるひと手間が重要です。片栗粉と卵白で鶏肉をコーティングすることで、肉汁が閉じ込められ、ジューシーに仕上がります。卵白にくぐらせるので、2度揚げも不要です。また、下味をつける時にしっかりと力強く揉み込むことも大切。この工程を手を抜かずにしっかりすると、美味しくなるのはもちろん、鶏肉の漬け込み時間を短縮できますよ」

ちなみに、「残った黄身はどうしてくれよう…」と黄身の行き場を失っていた筆者だったがさすがは森シェフ。「醤油漬けにしてごはんにのせると美味しいです」と、動画内で黄身の活用法についてもしっかりフォローしてくれている。リアルにお店レベルのから揚げができあがるので、ぜひ作ってみて欲しい。

■【BEST2】専門レベルの味わいを簡単に再現!「最高のバターチキンカレー」

次に紹介するレシピは「最高のバターチキンカレー」。スパイスとカレーパウダーのみで作るカレーなので、一見難しそうに思えるが「予想以上に意外と手軽にできる!」と、フォロワーから好評だという。

「『簡単に家で作れるように』と考えたレシピです。フォロワーさんに作ってもらうことが多く、Instagramのメンションをしてもらうのが1番多いですレシピですね」と森シェフ。人気のレシピはこちら。

【材料(2人前)】

・鶏もも肉 300グラム

・(★)塩 3グラム

・(★)おろしニンニク 少々

・(★)おろしショウガ 少々

・(★)ヨーグルト 100グラム

・バター 50グラム

・タマネギ 1個

・おろしニンニク 15グラム

・おろしショウガ 15グラム

・クミンパウダー 小さじ1

・カレーパウダー 大さじ1

・カットトマト1パック(400グラム)

・(●)生クリーム 100ミリリットル

・(●)バター 30グラム

・(●)はちみつ 小さじ2

【調理工程】(調理時間 約30分※鶏肉の漬け込み時間を省く)

1・鶏もも肉を食べやすい大きさにカット。

2・1に(★)を加えてよく混ぜ、1時間冷蔵庫で寝かせる。

3・フライパンにバターを入れて溶かしたら、薄切りにしたタマネギを炒める。軽く塩をまぶし、アルミホイルをかぶせ、約10分間蒸し焼きにする。

4・おろしニンニク&ショウガを入れ、香りを出してから、クミン&カレーパウダーを入れて、さらに炒める。

5・寝かせておいた2の鶏肉を入れて、中火で炒める。

6・カットトマトを入れて、約5分中火で煮込む。

7・仕上げに(●)を入れて、さらに約5分煮込めば完成。

【森シェフ直伝のワンポイント】

「カットトマトを酸味が飛ぶまで煮込むことがポイント。また、スパイスを入れて香りが出るまでしっかり炒めることも味の決め手になります」

フォロワーからは「カレーが苦手でしたが、食べられるようになりました!」というコメントが寄せられたというシェフ自慢のレシピ。「お家で専門店並のおいしさのカレーができました」という感想も寄せられたというので、カレー好きはもちろん、苦手な方も挑戦しやすいレシピのはずだ。

■【BEST3】驚くほどご飯がススム!「やべぇうまい煮卵」

続いては、SNSで再生回数が最も多かったという「やべぇうまい煮卵」。SNSでブームになっていた麻薬卵を森シェフ流にアレンジしたレシピで、今年の1月頃にショート動画でレシピを発信したところ、現在SNSの総再生回数は900万回にも及ぶという。

「麻薬卵よりもさらにご飯に合うように、調味料をアレンジしました。漬けダレとご飯が相性抜群なので、かけて食べてもらうと最高ですよ」とのこと。ではレシピをご紹介。

【材料】

・卵10個(常温)

・ゴマ油 大さじ1

・(★)ショウガチューブ 2センチ

・(★)にんにくチューブ 2センチ

・(★)豆板醤 小さじ1/2

・(★)長ネギのみじん切り 1/2本

・(●)みりん100ミリリットル

・(●)醤油 80ミリリットル

・(●)水 200ミリリットル

・(●)めんつゆ 大さじ1

・(●)砂糖 大さじ1

・白ゴマ 大さじ1

【調理工程】(調理時間約15分※漬け時間を省く)

1・沸騰したお湯(2リットル)に、お酢(大さじ2)を入れる。

2・1に常温に戻しておいた卵10個を投入。

3・たまに混ぜながら、中火で7分30秒茹でる。

4・茹でている間に漬けダレの準備へ。フライバンにゴマ油を引いて、(★)の食材を入れる。ニンニクの香りがするまで炒める。

5・(●)の調味料を順番に加える。最後に白ゴマを入れたら漬けダレの完成。

6・茹で上がった卵を氷水に入れて殻を剥く。

7・漬けダレに1時間つけたら完成。

【森シェフ直伝のワンポイント】

「卵を茹でるお湯にお酢を入れることで、殻が剥きやすくなります。茹で上がりは氷水につけるとスルッと殻が剥けるのでおすすめ。余った漬けダレは、野菜炒めや唐揚げと和えても美味しいです。卵の半熟加減がさらにトロトロがいい方は、茹で時間を6分に設定してもOK」

■【番外編】シェフのイチオシのおもてなし飯!「最高のトマトパスタ」

最後は、森シェフが来客時に必ず作るという「最高のトマトパスタ」のレシピをご紹介。

「生のトマトと塩だけでトマトソースを作るんですが、トマト缶を使うよりも好評なんです。妻の友達や親戚を呼んだときには必ず作りますが『トマト缶には戻れない!』と喜んでもらえます」

【材料(2人前)】

・ミニトマト 2パック

・ニンニク 2片

・パスタ 2束

・オリーブオイル 大さじ2

・塩 小さじ1

・モッツァレラチーズ 適量

・エクストラバージンオイル 適量

【調理工程(調理時間 約15分)】

1・ミニトマトを半分にカット。

2・ニンニクを潰して皮を剥く。

3・フライパンにオリーブオイルを入れ、ニンニクを中火で炒める。ニンニクが柔らかくなったら、フォークで潰す。

4・ミニトマトを入れたら、塩をまぶして強火で炒める。

5・トマトを炒めながら、パスタを茹でる(表記よりも2分短い時間で茹で上げる)

6・トマトが柔らかくなったら、潰しながら加熱。

7・パスタの茹で汁を約80cc入れ、さらにトマトを炒める。

8・一度ボウルに移し、ブレンダーやミキサーで攪拌したら、ザルで濾す。

9・茹で上がったパスタをトマトソースに入れる。1分間、パスタにソースを吸わせる。

10・モッツァレラチーズとエクストラバージンオイルを入れたら、完成。

【森シェフ直伝のワンポイント】

「しっかり煮詰めてフレッシュトマトの甘味を存分に引き出してください。ブレンダーで攪拌し、なめらかなソースに仕上げるのがコツ。使う具材はシンプルで、調理工程もソースとパスタをあえるだけなので、簡単にできますよ。お店でもこのレシピで出されているところは少ないと思います!」

■「料理が楽しくなるレシピ」とショート動画で話題に!

4つのレシピを紹介したが、森シェフのレシピは非常にシンプル。本格的な料理を作ろうと思うと、複雑な工程があったり、珍しい調味料が使われていたりと、いざ作ろうと思っても、腰が重たくなることもしばしば。

「レシピは、できるだけ身近な食材と調味料で作ると決めています。そこにどれだけプロっぽさを入れられるかが肝になるので、一つのレシピに対して一つ小技を入れていますね」と森シェフ。

SNS等でレシピを配信し始めたのは、コロナ禍がきっかけだった。

「コロナでお店が休業になったため、2020年5月からYouTubeで料理のレシピを配信していました。半年間、再生回数が伸びず悩んでいたのですが、12月にTikTokを始めたところ、そのショート動画がバズるようになったんです」

話題となった理由については、「ショート動画なので、気軽に作ろうと思ってもらえるようです」と話す。

「『料理をするモチベーションが上がります』というコメントも多いんです。最近はフォロワーさんも成長されているのか、最初は伸びなかった難しいレシピにもみなさんチャレンジしてくれるようになって。『料理が楽しくなりました!』というコメントをもらえるとうれしいですね」と、語ってくれた。

毎日のメニューにお悩みの方は、森シェフのレシピでプロの味にチャレンジしてみては?