「不要不急の職業なんてない」コロナ禍で巻き起こる職業差別にグラドル倉持由香が苦言 - 倉持由香

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※この記事は2020年07月30日にBLOGOSで公開されたものです

BLOGOS読者の皆様、こんにちは! 人妻尻職人の倉持由香です。

先月のコラムを、AbemaTVの『報道リアリティーショー ABEMA Prime』というニュース番組で取り上げていただきました。「SNSの誹謗中傷」というテーマで「AbemaTVに出演した時にサイバーエージェント藤田社長の愛人だとデマのコメントを書かれて悲しかった」という話をさせて頂きました。

ネガティブなイメージになってしまうかもしれないのに、こういった内容をAbemaTVで話していいんだろうか……と思ったのですが、それを許してくれたAbemaTVに感謝です。

そして、番組を藤田社長の奥様がご覧になられたらしくて、「あなた、こんなこと言われてるわよ」みたいな感じで藤田社長にも伝わったみたいで。「藤田社長が申し訳ないと言っていたそうです」とスタッフさん経由で聞きました。

むしろ藤田社長にこそ申し訳なくて! そもそも藤田社長は何も悪くないですし。奥さんからしてもイヤだと思いますし……申し訳ないです。そういう話が出ること自体イヤじゃないですか。

もし「ふ~どさん(夫)の愛人って言われてます」という子が出てきたら、ウソだとしても「なんでそんな噂が立つの!?」って動揺してしまうだろうし。色々な方を傷つけるので、根も葉もないデマを流すのは本当にやめてほしいなと思います。

番組では誹謗中傷の罰則がもっと厳しくなったらいいとか、情報開示請求のコストがもっと下がった方がいいなどとお話しさせて頂きました。

ネットの誹謗中傷について問題視されている中で「タレントってそういう職業だから、俺にはどんどん言っていいし、そういうのがあってこその職業ですよ。有名税ですから」というタレントさんもいらっしゃって。

そういった強い精神を持たれてるのは単純に凄いなと思うのですが、それに対して「これがタレントだ」「これこそが素晴らしい」みたいに賞賛する流れになってしまうのはどうなのかなあと思うのです。

「不倫を許す妻こそが素晴らしい」みたいな流れもイヤで。許せない人がいても仕方が無いですし、許容量は人それぞれです。

不倫した人や誹謗中傷した人が悪いのは間違いなくて。それを許す人が素晴らしくて、こうじゃない妻、こうじゃないタレントは心が狭くてダメだ! みたいな風潮になることが少し怖いですね。

「不要不急の職業」なんてない

エンターテイメント業界に携わる人達が、コロナ禍で収入が激減してしまったり、生活ができなくなってしまう、みたいな事を発信すると「そもそもいらない職業だったんだろ」みたいなことを言う人がいます。

いらない職業ってなんでしょう?

タレントでも俳優でもアーティストでも、その方を生きがいにして喜んでくださっているファンの方が沢山いたり、そこに関わっているメイクさんやスタイリストさん、制作スタッフさんがいたり、みんながそれで収入を得て生活しているわけで、必要な職業ですよね。

いるいらないを決める権利って誰が決めるんでしょう。アナタにいらないものは全ての人がいらないと思うわけじゃないのになって。人の気持ちを考えられないのが不思議ですね。

たまに、「私、チョコミント嫌い!→チョコミントを食べるやつは頭がおかしい!!→だからチョコミントなんかいらない!!!」という謎の三段論法してくる人がいるじゃないですか。「私は苦手だけど、あなたは好きなんだね~そっか~~」で終わる話なのに。

自分が興味ないだけの職業を「いらない職業だ!!」と言うのはとんだ職業差別だなと思うのです。どの職業も大事で、いろんな職業に就いている人達のおかげで世界がまわってるのになあ……。

グラドルごときが給付金を貰うな


「確定申告していて貰える対象になってる人は申請した方が良いですよー!」と持続化給付金が振り込まれたことをツイートしたときにも、8~9割は「よかったですね! タレントさんももらうべきですよね」って感じの意見だったんですけど、中には「グラドルごときが貰うな」「タレントは楽して稼いでるんだから貰うな」という人がいて……。

もし、給付金を貰えるのが先着順とかだったら「もっとピンチな人を優先しろ」と言われるのは分かるのですが、タレントが貰わなかったからといって、そのお金が国民に還元されるわけでもなさそうと言うか……。

だとしたら貰える権利がある人はきちんと手続きして受け取って、どんどん経済を回したほうがいいのになと思うのです。

「タワマン購入したから満額まで支給されたんですね、ズルいです!!」ってリプも来たりもしたのですが、満額が出るかどうかは前年の総売上 -(前年同月比50%以上減の月の売上×12ヵ月)という計算方法なので賃貸か持ち家かは何も関係が無いです。ローンもあと35年残ってますし……。

自分に損する得するが関係なくても『他人のお金が増えることが絶対許せない勢』がいるのかなと感じました。

品川区の人が給付金を3万円プラスで貰えるというニュースが出た時も「品川区民だけもらえてズルいです。みんなで品川区に抗議しましょう!!」という意見を言ってる人たちがいて。品川区の為に他の区民からお金を徴収する訳でもないのに、ズルいって何でなのしょう……?

「品川区いいなー。うちの区でもやらないかなー。◯◯区でもよろしくお願いします!」と自分の住む区に意見を出したりする方が、品川区に抗議をするよりも自分の得に繋がる可能性が高いと思うのです。

「YouTuberやタレントは楽して稼いでズルい」「漫画家は一発当てたら大金持ちだからズルい」「公務員はズルい」……本当に楽して稼いでいる、ズルい! と思うのなら自分もやればいいのでは? と感じてしまいます。

私は下積み時代やほぼ無給の時代が約9年ありました。バイトを掛け持ちしてオーディションを受け続ける人達も大勢います。

YouTuberだって機材や編集ソフトも先行投資として購入しないといけないし、稼いでいる人は一握り、稼げていないYouTuberの方が圧倒的に多いです。

漫画家も連載を勝ち取るまでが大変だし、そこに至るまで画力を訓練するのに時間もお金もかかっているし。公務員は難しい試験を突破する為にたくさん勉強しているだろうし。

結果だけ見て努力の過程は見てない人が多い気がします。職業選択の自由がある今、何が「ズルい」のかが分からないのです。

「ズルい」という感情

「ズルい」という言葉を調べると『人をだしぬいて自分が得をするような、正しくないやりかた』と出てきます。

人のことを「ズルい」と思う精神について調べてみると、「羨ましい」だとその人に嫉妬しているみたいで、嫉妬している自分という構造がイヤだから、相手を「ズルい」と貶めることで自分の心の平穏を保っている……という説を唱えている方がいて。なるほどなあと感じました。

嫉妬って人間だからどうしてもしてしまうものだとは思うのです。でも、嫉妬したからと言って全く悪くない人を貶めるのは違いますよね。

私は成功した人や自分より優れた人に対して「ズルい」では無く「羨ましい」と思うようにしています。

「羨ましい」は「凄いな、自分も頑張ろう」というポジティブな考えにつながるので、「ズルい」よりも「羨ましい」と言う人が増えていったらいいなと思います。

状況に文句を言っても始まらない


eスポーツ界では、Intelがカプコン・そして Perfumeのライブ映像を手掛けるクリエイティブ集団Rhizomatiksとコラボしたオンラインコミュニケーションイベント「Intel Presents. SFV PLAYING TOKYO vol.0」が開催されました。

メインはストリートファイターVの因縁がある対決のプレイヤー同士3本勝負なのですが、MCもプレイヤーも私も全員リモートという新しい形で。

休憩時間にリモートでDJさんがハーフタイムショーをやってくださるのですが、Rhizomatiksが誇る映像技術によって、DJさんの周りでエアダンサー達が踊ってるんですよ! 部屋を暗くして見るとリモートのクラブみたいな感じでめちゃくちゃカッコよくて。そんな新時代のリモートの可能性を探る大会でした。

カプコンカップに向けてのプロツアーも海外大会が軒並み中止になってしまい、今オンライン大会をやっているんですけど、オンラインだと世界の人と対戦するのでラグがどうしても出てきてしまうみたいです。

私でもオンライン対戦をすると「ラグい!技が出ない!」とイライラしてしまったりするのですが、それがプロゲーマーの場合は生活や賞金がかかるわけですから、どんな感じでやるんだろうと思って。

夫に「もし大会でラグがあっても受け入れなきゃいけないの?」と聞いたら「仕方ないでしょ」と。ラグを生かした戦法というか、ラグを見越してこの技を出すとか。ラグありきの戦い方を考えるのだそうです。リモートでやらなきゃいけないなら、その中でどう勝つかを考えるのがプロなんですね。環境に文句を言うより勝率を上げる方法を考える姿勢、見習いたいと思います。

倉持由香 今月のベストショット

私の今月の1枚はこちら。これは自粛期間中に撮ったおうちグラビアなんですけど、後ろに写ってるのは、皐月賞の100万馬券で買ったドラム式洗濯機のアルアインです。生活感の溢れるおうちグラビアは好評だったので、今後もちょこちょこやっていこうかなと思います。

グラドル自画撮り部 今月のベストショット

そよんクン

うちの事務所の韓国の子なんですけど、雰囲気が新垣結衣さんっぽいんですよね。

「同棲2日目の朝のそよんさんです」というコメント。多分この部屋着は、GUのパットが付いてるキャミソールなんですけど、これグラビア界、コスプレイヤー界で流行っているんですよね。Vネックなので谷間がざっくり見えてセクシーな上、これ1枚で着れるから楽チンです(笑)。

そよんちゃんは、うちの事務所の中でもSNSの使い方が上手でマメですね。自分で企画したり、告知画像に文字を入れたり。丁寧にやっているのでぜひ推して欲しいなと思います!

篠原冴美クン

爽やかな広島カープっぽい感じの衣装です。「ボタン閉まらなかった笑」って胸元がざっくり開いちゃってるんですけど、閉まらなかったなら仕方がないですよね(笑)。けしからん感じでいいなと思いました。

秋本ひまりクン

これはどんな水着なんだろうと思って。右の下乳がすごい出てると言うか、普段だったら絶対見えないところが出てるというのがえちえちですね。レア部位です。

仲村まひろクン

まひろちゃんはもはやこのコーナーのレギュラーですね。競泳水着で太ももをずっとムチムチと揺らしている動画です。フェチ心をくすぐるなと思って。毎回推しパーツを変えてくるし、きっと自宅だと思うんですけど、自宅でメイクをして毎回水着に着替えて撮るって結構な労力なんですよ。それを毎日続けているというのは、すごい頑張り屋さんだと思いますし、こういう子が報われてほしいですね。

あとは毎回お礼を言ってくれるのが嬉しいですね(笑)お礼を言われると「また載せたい」って思いますもん。やっぱりお礼って人付き合いで大切だなと思います。

松田つかさクン

この子もGUのキャミソールなんですよ。みんなが着てるから私も買っちゃいました。あざとすぎないVネックっていうのが良いんです。

ちょっと意味ありげな上目遣いで、しゃがんで谷間が出てたのをちらっと見てたら「どこ見てんの?」って言われたかのような。この1枚でストーリー性を感じさせる素敵な写真でしたね。

ハルカ・スティングレイくん

ぶかぶかの部屋着の Tシャツをたくし上げています。ぶかぶかのTシャツだから彼氏のなのか共用なのか、同棲中なのかわからないけど、同棲中の部屋の中で押し倒しちゃった感じがして。これもストーリー性を感じて良かったと思いました。透けてる下着の彼女にムラっと来たのかわかんないですけど、そういう想像が掻き立てられて良かったです。

白壁爽子クン

プロフィールを見ると新人声優さんでありグラドルなんですね。「どっちを食べたい?」と言って白い練乳アイスを加えながら、このぶかぶかのゆるっとしたキャミソールと谷間がこぼれそうな感じのおっぱいと、唇と舌に白い練乳アイスが付いていて、こんなのエチチチチですね。エッチコンロ点火!(笑)これはすごい良かったですね。抜群にエロい。あざとさの塊という感じが最高にいいです。

夏乃さやかクン

家庭教師の夏乃ちゃんですね。黒縁メガネをちょっとずらして。そして家庭教師をしているからなのか、教えてあげているような目線外しをしていて。こんな美人の家庭教師のお姉さんがいたら勉強はかどらないよって。でも「センター模試で○点だったらデートしてあげる」とか言われたら頑張るなみたいな感じで。これもまた妄想が捗っていいですね。

今月のMVPはしらたまゆのクン

「今日の撮影会での自撮りです」ってツイートしてるんですけど、この衣装がとんでもないなと思って。これは「亀甲縛りをしている風」のレオタードなんですよ。

よく見ると縄じゃなくて柄なんです。これはすごいなと思って。こんなアイデア賞みたいなレオタードあるんだと。この技術力は変態大国日本だなと。この発想はなかったです。例の童貞を◯すセーターみたいに大ブームになるかもしれない。タイムラインがこの亀甲レオタードで埋まる日を期待しています。

倉持由香からのお知らせ

グラビアアイドルという職業にとって大変な時期が続いています。撮影会を再開し始めたところもありますが、撮影会ってその場にいるのは7~8人で、距離をとったり時間をずらしたり工夫のやりようはあるかと思います。

ただ、DVDや写真集の発売イベントだと1つの会場に100人近くの方が入るため、再開はまだできていません。

不特定多数の方と接触する握手会などは感染経路が分からなくなってしまうじゃないですか。自分の手を媒介して他のたくさんの方に感染させてしまうと良くないので、握手会は難しいのかなと思います。

ソーシャルディスタンスで2メートル離れたら2ショットチェキは成立しないし、生き残り策を考えないといけませんね。

私もお知らせできる仕事がなかなか無かったりするんですけど、突然生放送に出たりしているので、Twitterをチェックして下さい。あとはLINE LIVEとYouTube Liveも突発的にやってます。

最近『雀魂 -じゃんたま-』という麻雀アプリの生放送をやったりして。これがすごく面白くて、リスナーさんと麻雀をやったりするのにハマっています。

ファンの方に私が一発で振り込みまくって、ファン感謝デーみたいな感じになってます。三色おじさんも楽しめる放送にしてると思うのでぜひ参加してください!

(撮影/富田恭透 ヘアメイク/萩村千紗子)

倉持由香プロフィール


1991年11月6日生まれ、千葉県出身。血液型B型・サイズT167 B84 W58 H100。
グラビア好きなグラドルがSNSに自画撮りを載せていく「#グラドル自画撮り部」部長。

Twitter @yukakuramoti
・Instagram @yukakuramoti
・オフィシャルブログ
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