JR東海が整備を進めている、東海道新幹線のビジネス環境。そのひとつである「ビジネスコーナー」「コンセントポイール」が、東京駅などに登場。実際に使ってみたところ、700系新幹線の存在も感じる空間になっていました。

新幹線待合室に半個室

 移動時間でも仕事がしやすいよう、東海道新幹線のビジネス環境について整備を進めているJR東海。2021年9月、東海道新幹線の駅待合室に「ビジネスコーナー」「コンセントポール」を設置しました。

 東京駅と名古屋駅、新大阪駅に誕生しており、今回、そのうち東京駅のものを取材。改札内にあるスターバックス(JR東海東京駅新幹線南ラチ内店)付近に、ありました。


東京駅の東海道新幹線待合室に設けられた「ビジネスコーナー」(2021年9月29日、恵 知仁撮影)。

 東海道新幹線の青帯と同じ形をした「PASSENGER WORKSPACE」のサインの下に、木目調のブースが5席。半個室で、1部屋あたりのサイズは長さ1m、幅0.7mぐらいでしょうか。

 座ってみます。やはり横に仕切りがあると、集中できそうな感じになります。使っているパソコンの画面が周囲から見づらくなるのも、大きなポイントです。

半個室にかおっていた「700系新幹線」

 ブースにはコンセント、USB、オンオフできる照明が付いており、無料Wi-Fiも使用可能。普通に便利だったのは言うに及ばずとして、そうしたなか、「ちょっと楽しくなる仕掛け」もありました。

 先述した「PASSENGER WORKSPACE」のサインやブースの番号表示に、引退した700系新幹線の車体を再利用したアルミ素材が使われているのです。

 ブースの金属部品としては傘のフックなどもあるなか、「元700系」は、それとは違う光沢を放っていました。


東京駅の東海道新幹線待合室に設けられた「コンセントポール」(2021年9月29日、恵 知仁撮影)。

 なお、「ビジネスコーナー」と合わせて整備された「コンセントポール」は、空港でよく見るやつ、とすれば分かりやすいでしょうか。

 これら「ビジネスコーナー」と「コンセントポール」についてJR東海は今後、ニーズを踏まえて、ほかの駅への展開も検討しているそうです。