微糖紅茶『午後の紅茶 ザ・マイスターズ』 から新作。試行錯誤の末にたどり着いた「真のおいしさ」に迫る
あなたは、紅茶を飲むときに砂糖を入れますか?――
味の好みは人それぞれなので、甘い味がお好みならばたっぷりと砂糖を入れて飲む人もいるし、甘さ控えめで少しだけ入れる人も、また、まったく砂糖を入れずに紅茶そのものの味を楽しむ人もいる。どれだけ甘い紅茶を飲むかどうかは、まさしく千差万別、人ぞれぞれの好み次第なのだ。
ここで『午後の紅茶』である。
「午後の紅茶って、かなり甘いというイメージがあるんですよね。それは特徴のひとつとしていいと思っています。でも、たとえば働く女性に仕事の合間に飲んでもらうというシーンを考えたときに、レギュラーの午後ティーだとちょっと甘すぎるという方も多いんです。じゃあ無糖だったらどうか。『キリン 午後の紅茶 おいしい無糖』も発売していてこちらも大ヒットになっていますが、やっぱり無糖だと味気ないという意見もあって。そこで、紅茶感はしっかりしていて、甘すぎず、でもちゃんと甘みも感じられる。そういう午後ティーを作りたいという思いがひとつの出発点として、『キリン 午後の紅茶 ザ・マイスターズ』シリーズが生まれたんです」
こう話してくれたのは、キリンビバレッジで『午後の紅茶』シリーズのマーケティングを担当している加藤麻里子さんだ。
『午後の紅茶 ザ・マイスターズ』シリーズは、2019年にミルクティーを発売。4月6日にはフルーツティーも発売した。その特徴のひとつは、これまでの午後ティーシリーズとは異なり、少し太めで背の低いペットボトル。これはペットボトルコーヒーへの“対抗”が狙いだったという。確かに、2018年頃からコンビニの飲料コーナーの一角では、背の低い太めのボトルコーヒー飲料が急増した。カフェラテからブラックまで、いままでのコーヒー系飲料とは一線を画したデザイン性と味わいで、今ではすっかり定番ラインナップに加わっている。
「ただ、コーヒーはどうしても男性ユーザーが多いんですよね。その点、午後ティーは女性ユーザーに強いブランドなので、そのままコーヒー飲料に寄せるのではなくて、午後ティーらしさをそのままに甘さを抑えて女性に飲んでもらえるようなものを、という観点から開発しました。最初は普通のボトルにすることも考えたのですが、やっぱりそれだといままで午後ティーを飲んでいる方にしか手にとってもらえない。コーヒーの棚に並べてもらい、午後ティーを飲んでいない方にも飲んでほしいと思って、今回のデザインにしています」
実際、2019年の発売後はそれまでカフェラテを飲んでいた人たちが午後ティーを手に取るケースが増えたという。紅茶の茶葉缶をモチーフにした可愛らしいデザインも、女性をターゲットにしているという意思の表れだ。
ただ、肝心なのはなんといっても味だ。「微糖」を名乗るにあたっては、食品表示基準の「製品100㎖あたり糖類の含有量が2.5g以下であること」という「糖類が低い旨」を満たす必要がある。ただ、それをクリアすればいいというわけではない。微糖の缶コーヒーのように、同じ“微糖”を名乗っていても、商品によってその甘さはまったく違っている。
「糖類の量がガイドラインに沿っていても、それ以外の甘味料を加えればいくらでも甘くすることができますし、逆にグッと甘みを抑えることもできる。だから重要なのは、甘みをしっかり感じるけれど甘すぎない味わい。そこをゴールにして製品の開発を進めていきました」
働く女性に仕事の合間にちょっと飲んでほしい――。その場面を想定すれば、甘すぎるとリラックスに寄りすぎてしまうし、無糖やそれに近いとストイックに過ぎて仕事の合間のプチリラックスにはそぐわない。ザ・マイスターズシリーズの午後ティーには“絶妙な甘さ”が求められたのだ。
「でも、この絶妙な甘さっていちばん難しいんですよ。たとえばレギュラーのミルクティーから単純に砂糖を抜くと、ものすごく薄いだけのミルクティーになってしまうんです。薄くて紅茶の味も感じられない、そんな商品ではもちろんダメですよね。そこでいろいろ試行錯誤しまして、茶葉の量を多くして抽出することでコクのある紅茶にするリーフリッチブリュー製法を編み出しました。ボディ感のあるリッチな味わいの中に“絶妙な甘さ”も感じられる。そういうミルクティーができたと思っています」
それまでにないほどの試作を繰り返して生まれたという『午後の紅茶 ザ・マイスターズ ミルクティー』。2019年に発売されるいなや、大ヒット。翌2020年に発売された『キリン 午後の紅茶 ザ・マイスターズ オレンジティー』とあわせて2019年3月から2020年12月まで、シリーズ累計1.4億本を突破。午後ティーブランドの中では、2010年発売の「おいしい無糖」以来の大型ヒット商品となったという。
そうした中で、この春に新たに発売したのが『午後の紅茶 ザ・マイスターズ フルーツティー』。5種類のフルーツ※ をミックスしたフレーバーティーで、カフェやティースタンドなどでもフルーツティーが伸びてきていることを受けて、商品化を進めたものだ。だが、ミルクティーでも甘さを感じる、でも甘すぎないという絶妙な甘さのバランスを実現するために苦労を重ねていた。フルーツティーならばフルーツそのものの甘みもある上に、5種のフルーツそれぞれの味わいも感じられなければ意味がない。バランスのよい仕上がりにするためには、より一層のハードルがあった。
※ 果汁0.5%:りんご・レモン、エキス:もも・マスカット・いちご
「かなり試行錯誤をしましたね。私たちもあちこちのティースタンドに行ってフルーツティーをいっぱい飲んで、これがいいとかあれがいいとか喧々諤々で(笑)。弊社には『キリン 世界のKitchenから』シリーズがあるんですけど、そのために実際にキッチンを借りているんですね。そこに私たちもフルーツを抱えて乗り込みまして、たくさんフルーツティーを自作して……。そうやってゴールを決めて、そこに向かって製品化を進めてもらいました」
選んだ5種のフルーツはりんご・レモン・桃・マスカット・いちご。だが、この5種を選ぶまでの過程では他のフルーツも用いて試作を繰り返した。さらに出来上がった味でどれか特定のフルーツが強くなってもNG。酸味と甘味のバランスだけでなく、フルーツ5種のバランスもコントロールしなければならない。もちろん、ペットボトル商品として世に送り出す以上は、工場での生産が可能であることも重要だ。
「フルーツのバランスに関しては、弊社のトロピカーナブランドのチームにも協力してもらいました。そして、製品化を担当するチームに試作をしてもらったんですが、そのときに最初に出てきたものが紅茶感や5種のフルーツのバランスを保つのが難しく、このままではお客さまへの調査もできないからもう一度、と。とにかく難しかったですね」
一定のクオリティの試作品ができあがっても、一般ユーザーを対象とした調査で基準をクリアしなければ商品化はできない。そこでも甘みやフルーツのバランス、紅茶の決め手である茶葉のバランスなどを変えた試作品をいくつも作って調査を繰り返したという。
「今回レギュラー(ストレートティー、ミルクティー、レモンティー)商品も35周年ということでリニューアルしましたが、それに匹敵するかそれ以上に試作と調査を繰り返しました。だから中味を開発するチームは本当に大変だったと思います。ただ、『ザ・マイスターズ』シリーズと銘打って、紅茶の専門家であるティーインストラクターの資格を持つメンバーも開発に加わっていますし、それだけ手間暇をかけたものができたと思っています」
さらにパッケージデザインも重要だ。
「ベースのモザイク柄はミルクティーと同じなんですけど、フルーツティーでは5種のフルーツの色を配置しています。この配置や色味がどうなのか。少し変わるだけでも印象がガラリと変わってしまうもので……。たとえばピンクの色味を強めにすると、ガーリーすぎるとかそういう意見が出てしまう。やっぱり大人の女性にたくさん飲んでいただきたいということになると、パッケージデザインのディテールもしっかりと見る方が多いんですよね」
そうして完成した「フルーツティー」。5種のフルーツのバランスもよく、甘みもまさに絶妙。そして肝心要の紅茶感もしっかりと感じられるものに仕上がった。改めて、加藤さんはどのような場面で飲んでもらいたいと思っているのだろうか。
「基本的にはフルーツティーは冷やして飲んで頂くのがいちばんおいしいと思いますし、あとは甘さを控えているのでスイーツと合わせて飲むのもおすすめですね。仕事中、ちょっとだけリフレッシュしたいときにひとくち飲む、そんな飲み方をしていただけると嬉しいと思っています。私たちは“ちびだら”と呼んでいるんですけど、1日中ちびちびだらだらと。仕事中はリラックスしすぎてもいけないですしね(笑)」
仕事柄、午後ティーシリーズを日々たくさん飲んでいる加藤さん。そんな加藤さんがいちばん好きなのは、実は『ザ・マイスターズ』シリーズのミルクティーだという。
「子供の頃に午後ティーに出会って、ずっとミルクティーが好きだったんです。でも、歳を重ねてくると甘さが気になるんですよね。口の中にもどうしても甘みが残ったりするし、糖類も(笑)。だから、昔はたくさん午後ティーを飲んでいたけれど、甘すぎてちょっと離れてしまったという方も多いのではないかなと。そういう方に、この『ザ・マイスターズ』シリーズを楽しんでいただきたい。もう一度飲んでいただいて、改めて午後ティーの美味しさとこだわりを知っていただけたら、ほんとうに嬉しいですね」
35年にわたって愛されてきた定番ドリンク『午後の紅茶』。その特徴のひとつは、パンチのある紅茶感と力強い甘さといっていい。そうした中で、スッキリした味わいを好む人が増えた時代を捉えて生み出された『午後の紅茶 ザ・マイスターズ』シリーズ。ミルクティーとフルーツティーの2ラインナップは、これからの紅茶飲料業界をリードするものになるのかもしれない。
――『午後の紅茶 ザ・マイスターズ』シリーズ/キリンビバレッジ
味の好みは人それぞれなので、甘い味がお好みならばたっぷりと砂糖を入れて飲む人もいるし、甘さ控えめで少しだけ入れる人も、また、まったく砂糖を入れずに紅茶そのものの味を楽しむ人もいる。どれだけ甘い紅茶を飲むかどうかは、まさしく千差万別、人ぞれぞれの好み次第なのだ。
ここで『午後の紅茶』である。
「午後の紅茶って、かなり甘いというイメージがあるんですよね。それは特徴のひとつとしていいと思っています。でも、たとえば働く女性に仕事の合間に飲んでもらうというシーンを考えたときに、レギュラーの午後ティーだとちょっと甘すぎるという方も多いんです。じゃあ無糖だったらどうか。『キリン 午後の紅茶 おいしい無糖』も発売していてこちらも大ヒットになっていますが、やっぱり無糖だと味気ないという意見もあって。そこで、紅茶感はしっかりしていて、甘すぎず、でもちゃんと甘みも感じられる。そういう午後ティーを作りたいという思いがひとつの出発点として、『キリン 午後の紅茶 ザ・マイスターズ』シリーズが生まれたんです」
写真左:『キリン 午後の紅茶 ザ・マイスターズ ミルクティー』 右:『キリン 午後の紅茶 ザ・マイスターズ フルーツティー』 ※「甘くない」は午後の紅茶 ミルクティー比 / レモンティー比
こう話してくれたのは、キリンビバレッジで『午後の紅茶』シリーズのマーケティングを担当している加藤麻里子さんだ。
キリンビバレッジ株式会社 マーケティング部 ブランド担当 シニアブランドマネージャー 加藤麻里子さん
ペットボトルコーヒーへの“対抗”が狙い
『午後の紅茶 ザ・マイスターズ』シリーズは、2019年にミルクティーを発売。4月6日にはフルーツティーも発売した。その特徴のひとつは、これまでの午後ティーシリーズとは異なり、少し太めで背の低いペットボトル。これはペットボトルコーヒーへの“対抗”が狙いだったという。確かに、2018年頃からコンビニの飲料コーナーの一角では、背の低い太めのボトルコーヒー飲料が急増した。カフェラテからブラックまで、いままでのコーヒー系飲料とは一線を画したデザイン性と味わいで、今ではすっかり定番ラインナップに加わっている。
「ただ、コーヒーはどうしても男性ユーザーが多いんですよね。その点、午後ティーは女性ユーザーに強いブランドなので、そのままコーヒー飲料に寄せるのではなくて、午後ティーらしさをそのままに甘さを抑えて女性に飲んでもらえるようなものを、という観点から開発しました。最初は普通のボトルにすることも考えたのですが、やっぱりそれだといままで午後ティーを飲んでいる方にしか手にとってもらえない。コーヒーの棚に並べてもらい、午後ティーを飲んでいない方にも飲んでほしいと思って、今回のデザインにしています」
実際、2019年の発売後はそれまでカフェラテを飲んでいた人たちが午後ティーを手に取るケースが増えたという。紅茶の茶葉缶をモチーフにした可愛らしいデザインも、女性をターゲットにしているという意思の表れだ。
絶妙な「甘さ」の実現…今までに無いほど試作を繰り返し、大ヒット商品に
ただ、肝心なのはなんといっても味だ。「微糖」を名乗るにあたっては、食品表示基準の「製品100㎖あたり糖類の含有量が2.5g以下であること」という「糖類が低い旨」を満たす必要がある。ただ、それをクリアすればいいというわけではない。微糖の缶コーヒーのように、同じ“微糖”を名乗っていても、商品によってその甘さはまったく違っている。
「糖類の量がガイドラインに沿っていても、それ以外の甘味料を加えればいくらでも甘くすることができますし、逆にグッと甘みを抑えることもできる。だから重要なのは、甘みをしっかり感じるけれど甘すぎない味わい。そこをゴールにして製品の開発を進めていきました」
働く女性に仕事の合間にちょっと飲んでほしい――。その場面を想定すれば、甘すぎるとリラックスに寄りすぎてしまうし、無糖やそれに近いとストイックに過ぎて仕事の合間のプチリラックスにはそぐわない。ザ・マイスターズシリーズの午後ティーには“絶妙な甘さ”が求められたのだ。
「でも、この絶妙な甘さっていちばん難しいんですよ。たとえばレギュラーのミルクティーから単純に砂糖を抜くと、ものすごく薄いだけのミルクティーになってしまうんです。薄くて紅茶の味も感じられない、そんな商品ではもちろんダメですよね。そこでいろいろ試行錯誤しまして、茶葉の量を多くして抽出することでコクのある紅茶にするリーフリッチブリュー製法を編み出しました。ボディ感のあるリッチな味わいの中に“絶妙な甘さ”も感じられる。そういうミルクティーができたと思っています」
それまでにないほどの試作を繰り返して生まれたという『午後の紅茶 ザ・マイスターズ ミルクティー』。2019年に発売されるいなや、大ヒット。翌2020年に発売された『キリン 午後の紅茶 ザ・マイスターズ オレンジティー』とあわせて2019年3月から2020年12月まで、シリーズ累計1.4億本を突破。午後ティーブランドの中では、2010年発売の「おいしい無糖」以来の大型ヒット商品となったという。
新商品『キリン 午後の紅茶 ザ・マイスターズ フルーツティー』は“トロピカーナ”ブランドのチームにも協力を仰いだ
そうした中で、この春に新たに発売したのが『午後の紅茶 ザ・マイスターズ フルーツティー』。5種類のフルーツ※ をミックスしたフレーバーティーで、カフェやティースタンドなどでもフルーツティーが伸びてきていることを受けて、商品化を進めたものだ。だが、ミルクティーでも甘さを感じる、でも甘すぎないという絶妙な甘さのバランスを実現するために苦労を重ねていた。フルーツティーならばフルーツそのものの甘みもある上に、5種のフルーツそれぞれの味わいも感じられなければ意味がない。バランスのよい仕上がりにするためには、より一層のハードルがあった。
※ 果汁0.5%:りんご・レモン、エキス:もも・マスカット・いちご
「かなり試行錯誤をしましたね。私たちもあちこちのティースタンドに行ってフルーツティーをいっぱい飲んで、これがいいとかあれがいいとか喧々諤々で(笑)。弊社には『キリン 世界のKitchenから』シリーズがあるんですけど、そのために実際にキッチンを借りているんですね。そこに私たちもフルーツを抱えて乗り込みまして、たくさんフルーツティーを自作して……。そうやってゴールを決めて、そこに向かって製品化を進めてもらいました」
選んだ5種のフルーツはりんご・レモン・桃・マスカット・いちご。だが、この5種を選ぶまでの過程では他のフルーツも用いて試作を繰り返した。さらに出来上がった味でどれか特定のフルーツが強くなってもNG。酸味と甘味のバランスだけでなく、フルーツ5種のバランスもコントロールしなければならない。もちろん、ペットボトル商品として世に送り出す以上は、工場での生産が可能であることも重要だ。
「フルーツのバランスに関しては、弊社のトロピカーナブランドのチームにも協力してもらいました。そして、製品化を担当するチームに試作をしてもらったんですが、そのときに最初に出てきたものが紅茶感や5種のフルーツのバランスを保つのが難しく、このままではお客さまへの調査もできないからもう一度、と。とにかく難しかったですね」
一定のクオリティの試作品ができあがっても、一般ユーザーを対象とした調査で基準をクリアしなければ商品化はできない。そこでも甘みやフルーツのバランス、紅茶の決め手である茶葉のバランスなどを変えた試作品をいくつも作って調査を繰り返したという。
「今回レギュラー(ストレートティー、ミルクティー、レモンティー)商品も35周年ということでリニューアルしましたが、それに匹敵するかそれ以上に試作と調査を繰り返しました。だから中味を開発するチームは本当に大変だったと思います。ただ、『ザ・マイスターズ』シリーズと銘打って、紅茶の専門家であるティーインストラクターの資格を持つメンバーも開発に加わっていますし、それだけ手間暇をかけたものができたと思っています」
スイーツと合わせたり、仕事の合間に飲んでいただきたい
さらにパッケージデザインも重要だ。
「ベースのモザイク柄はミルクティーと同じなんですけど、フルーツティーでは5種のフルーツの色を配置しています。この配置や色味がどうなのか。少し変わるだけでも印象がガラリと変わってしまうもので……。たとえばピンクの色味を強めにすると、ガーリーすぎるとかそういう意見が出てしまう。やっぱり大人の女性にたくさん飲んでいただきたいということになると、パッケージデザインのディテールもしっかりと見る方が多いんですよね」
そうして完成した「フルーツティー」。5種のフルーツのバランスもよく、甘みもまさに絶妙。そして肝心要の紅茶感もしっかりと感じられるものに仕上がった。改めて、加藤さんはどのような場面で飲んでもらいたいと思っているのだろうか。
「基本的にはフルーツティーは冷やして飲んで頂くのがいちばんおいしいと思いますし、あとは甘さを控えているのでスイーツと合わせて飲むのもおすすめですね。仕事中、ちょっとだけリフレッシュしたいときにひとくち飲む、そんな飲み方をしていただけると嬉しいと思っています。私たちは“ちびだら”と呼んでいるんですけど、1日中ちびちびだらだらと。仕事中はリラックスしすぎてもいけないですしね(笑)」
仕事柄、午後ティーシリーズを日々たくさん飲んでいる加藤さん。そんな加藤さんがいちばん好きなのは、実は『ザ・マイスターズ』シリーズのミルクティーだという。
「子供の頃に午後ティーに出会って、ずっとミルクティーが好きだったんです。でも、歳を重ねてくると甘さが気になるんですよね。口の中にもどうしても甘みが残ったりするし、糖類も(笑)。だから、昔はたくさん午後ティーを飲んでいたけれど、甘すぎてちょっと離れてしまったという方も多いのではないかなと。そういう方に、この『ザ・マイスターズ』シリーズを楽しんでいただきたい。もう一度飲んでいただいて、改めて午後ティーの美味しさとこだわりを知っていただけたら、ほんとうに嬉しいですね」
35年にわたって愛されてきた定番ドリンク『午後の紅茶』。その特徴のひとつは、パンチのある紅茶感と力強い甘さといっていい。そうした中で、スッキリした味わいを好む人が増えた時代を捉えて生み出された『午後の紅茶 ザ・マイスターズ』シリーズ。ミルクティーとフルーツティーの2ラインナップは、これからの紅茶飲料業界をリードするものになるのかもしれない。
――『午後の紅茶 ザ・マイスターズ』シリーズ/キリンビバレッジ
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