鎌田大地(提供:日本サッカー協会)

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10月の日本代表戦で、僕が目立ったと思う選手は3人いました。1人はカメルーン戦に続いてコートジボワール戦でも抜群の活躍を見せた伊東純也。ヘンクでの活躍そのままに、アフリカ人選手をスピードでねじ伏せていました。

もう1人は、やっと日本代表の中でのポジションを見つけた鎌田大地。これまでFWとして出場したときはうまくハマっていませんでしたが、今回はトップ下というポジションで数多くボールに絡み、アクセントを付けていました。フランクフルトでも見せているプレーを代表でも出すことが出来たと思います。

そして最後は遠藤航。攻守両面で日本代表を支えました。相手の攻撃の芽を激しいプレーで潰したかと思えば、うまく相手選手の間でボールを受けてワンタッチで前を向き、縦にボールを入れることで攻撃のスイッチを入れていました。シュツットガルトで押しも押されもしない中心選手になった実力を遺憾なく発揮してくれたと思います。

一方で注目された久保建英は苦しんでいました。本当は右サイドのほうが縦にも抜けるし中にカットインしてシュートも狙えるしということで、久保としてはプレーしやすかったでしょう。ですが、伊東の調子のほうがよかったため、コートジボワール戦では左サイドを務めることになり、良さをあまり出せなかったと思います。

もっとも、これは久保だけの話ではなくて、やはり自分のチームで結果を出していない選手はコンディションや自信の部分で万全とは言い難いように見えました。久保にしても早くビジャレアルでレギュラーを掴んでくれれば、ポテンシャルとしては間違いないので、きっと活躍できるでしょう。

ともかくこの2試合で日本代表は久しぶりに自分たちの戦い方やコンビネーションを確認できました。11月のメキシコ戦ではこのベースを元に、勝利とさらなる戦術の浸透を行ってほしいと思います。