『コミックマーケット』や『デザインフェスタ』などのイベントが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で中止になり、同人活動にも影を落としています。

そんな中、SNS上で個人間売買が可能なスマートフォン向けアプリ『アズカリ』が徐々に注目を集めています。

『アズカリ』の主な特徴は、売る側と買う側のどちらも匿名での発送および支払が可能で、コンビニ・クレジットカード決済対応。さらに、買ったものが届くまで代金を『アズカリ』が文字通り預かり、到着して商品を確認した後に支払いがされるという点。特に個人情報がお互い知らないままでも取引ができるというのは大きいのではないでしょうか。前払いの不安や未払いの心配といったトラブルを防ぐのにも有効に働きそうです。

配送にはヤマト運輸を使用し、一律180円と安価。また、会員登録と月会費は無料で、取引利用料は15001円以上(一回の取引の上限100000円)で3%、3001〜15000円で500円、最低価格の300円〜3000円がキャンペーン期間中で無料。出金手数料は200円と、こちらも安価です。

『アズカリ』を運営する株式会社ウェイブダッシュの担当者によると、「昨今、若者を中心としてtwitterやWeb掲示等SNS上で、“#譲”“#求”を使いながらアイドルやアニメ・ゲームなどのファングッズの取引が活発化しています。SNS上で出会った見知らぬ人との売買に不安を感じつつ、欲しいグッズの為に直接手渡しでの取引をしたり、代金の先払いの売買をするユーザーが急増していると思われます。それに伴い、詐欺や個人情報の漏洩等のトラブルが多数発生している現状がありました。さらに、SNSの利用者の拡大に伴い、フリマアプリ等などでの不特定多数でなく、趣味や趣向、価値観が同じ仲間とSNSで緩やかに繋がるコミュニティーの中でのフォロワー間売買が増加してくると想定しました。弊社はインターネットを通じて複数の個人間売買サービスを展開しています。20年以上の運営実績で培ったノウハウを活用し、SNS上でにおいても安心・安全な取引を実現したいと思い、開発・リリースをしました」と経緯を説明します。

利用者数は2020年1〜3月期で昨年比3倍となっており、『コミケ』『デザフェス』などが中止になった影響で、特にTwitterユーザーの利用が拡大する傾向にあると思われ、担当者も「想定外の活用が生まれて広がっていることに驚いています」といいます。

担当者は、トラブル防止のために「『約束メモ』に入力していただく商品の内容を出来る限り詳しく具体的にご記入をお願いします。記載が不十分の場合、弊社による取引内容のチェックのお時間かかかったり、追記をお願いするケースとなります」とアドバイス。少額かつ小規模の取引をする際には、今後さまざまな活用シーンに広がっていきそうです。

『アズカリ』公式サイト
https://azkari.jp/ [リンク]

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