俳優の勝地涼が、18日に放送されたテレビ東京系バラエティ番組『チマタの噺』(毎週火曜24:12〜25:00)にゲスト出演し、妻で女優・前田敦子との馴れ初めについて語った。

左から前田敦子勝地涼


2018年7月に前田と結婚し、昨年3月には第1子男児の誕生を報告した勝地。「出会いは随分前だったんですけど」と切り出し、ある日の飲み会で一緒になった時のことを、「僕はあまり機嫌が良くなくて(笑)。あっちゃんは『楽しい』というのをあまり表現するタイプじゃないから、ムスッとしているように見えたんです。俺もちょっと尖っていたので、『あっちゃん。そんなにムスッとしてるんだったら帰れば』って言ったんですよ」と振り返った。

今となっては「最低ですよね」と猛省しているが、勝地の「帰れば」に当時の前田は「わかりました。じゃあ、帰りま〜す」とすぐに帰宅。この返しに面食らってしまい、後日、「ごめんなさい。大人げなかった」と謝罪の電話をしたところ、前田は「全然、大丈夫です。勝地さんって良い人そうなのに、何かあったのかなと思いました」と終始淡々。そのやりとりを思い出し、勝地は「全然、転がされていた」と苦笑する。

その後、柄本時生の誘いで前田の舞台を観劇することになり、「みんなでご飯行きましょうよ」と2人を巻き込む柄本が結果的にはキューピットに。勝地は、「時生のおかげです」と感謝し、結婚に至った経緯については、「勢いもありますけど、彼女は仕事もどんどん来ちゃうから、『女性としての幸せも考えたい』みたいなことも言われて。そう言われて『そうだね』とただ単に付き合っていくのはちょっと違うかなと思って、『じゃあ、結婚すればいいんじゃない?』というところから」と幸せそうに打ち明けた。

「今月で1歳になります。しゃべってないですけど、勝手に『今、これ言ったかな?』みたいなことは言ってます。たぶん、言ってないですけど(笑)。名前を呼ぶと、『はーい』というのはやるようになりました。ちょっと理解するようになって」と愛息の成長を実感している様子の勝地。「かわいいですよ」と父親としての顔ものぞかせていた。