安倍晋三首相が主催した「桜を見る会」で、現職の自民党議員が、反社会的グループを推薦枠に紹介したという衝撃情報が流れている。

「今週、与野党を問わず永田町の議員会館事務所に『やや日刊 桜を見る新聞』という文書が投げ込まれた。『桜を見る会に反社が参加か!?』『刺青の集合写真も登場!』とのタイトル、SNSの写真付きでした。一体誰が自民党枠に推薦したのか注目が集まっています」と衝撃の事実を明かすのは自民党国会議員の秘書だ。

 事実なら、反社会的グループを同党枠として推薦したのは誰なのか。

 自民党関係者は「紹介者は近畿方面に選挙区を持ち、官僚出身で1期目の衆院議員ではないかとみられています。同会に参加した反社の関係者は、安倍政権中枢の政治家と記念撮影までしています」と明かした。

 国民の血税で反社会的勢力のメンバーに首相主催の花見に参加させていたとなると、この夏、世間を騒がせた吉本興業の闇営業問題どころの騒ぎではない。

 菅義偉官房長官は同会をめぐり20日に開かれた衆議院内閣委員会で、今年招待された1万5000人余りの内訳を発表した。各省庁推薦の功労者が6000人、安倍首相の推薦が1000人、副総理や官房長官、官房副長官から合わせて1000人、自民党関係者が6000人、国際貢献や芸術文化などの特別招待者や報道関係者、公明党関係者などが合わせて1000人だった。

 どうやら、反社関係者は自民党関係者の6000人枠に紛れ込んでいた可能性が高そうだが、野党は今後開かれる衆参内閣委員会で、同会の選定プロセスや選定基準について安倍内閣を厳しく追及する構えを示している。裏付けが取れれば一連の「桜を見る会」の中でも大問題に発展しかねない。