青木愛

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シンクロナイズドスイミングの元日本代表選手でタレントの青木愛が5日、東京・江戸川区の小学校で行われた、アスリートと親子の交流イベント「こころのチャレンジプロジェクト」に出席。PTA会長や学校の先生との鼎談で「叱り方に悩むより、子供の性格の見極めを大事にして」と持論を展開。教育者との意見交換も行っていた。

子供たちにスポーツや勉強を教えるにあたって「褒めて伸ばしていくのがいいか、それとも厳しく指導していったほうがいいのか」と、青木に対して質問が投げかけられた。

青木は「自分の意見でいいのですよね?」と確認したあと、「褒めて伸びる子、叱って伸びる子って、それぞれ違うと思います。一人ひとり性格が違うからです。コーチや親御さんは、キチンと見極めて、その子に適した対応をして欲しいです」と語った。

そして、自身もコーチをした経験があるそうで、現場の難しさやエピソードを紹介していた。

「褒めすぎて育った子は、違う場所で怒られたときに、相手が何で怒っているのか理解出来ないみたい。私が選手だったころは、コーチから『帰れ!』って怒られたら、『許して下さい』って、しがみついたりした記憶がありますが、今の子供たちに、『帰れ!』って怒鳴ったら、普通に帰ったりしますからね」と経験談を話すと、会場に詰め掛けていた子供たちも大笑いしていた。

「こころのチャレンジプロジェクト」は、東京都と「こころの東京革命協会」が実施している教育イベント。本年度も、都内の小学校を巡回して、全25回
の予定が組まれている。今週末の9日には、モーグルスキーヤーの岩本憧子選手がゲスト出演。そして、翌週の12日には、ノルディック複合で元オリンピック代表の荻原次晴氏が、別会場にて登場する。

■関連リンク
こころのチャレンジプロジェクト - 案内WEBサイト

▼ 青木は、児童たちによる歓迎アーチをくぐって入場した



▼ 親子対象のセミナー、「こころのチャレンジプロジェクト」より



▼ 青木は、シンクロ演技の基礎となるダンスを指導した