Windows 10のデュアルモニター環境で別々の背景画像を設定する
できて当たり前のように思えるが、じつは初期のWindows 10では、けっこう面倒な設定が必要だった。しかし、アップデートにより、機能が改善されていたのだ。
自動的に更新されるWindows10では、今後も、こうした「気づいたらできるようになっていた」ことが増えるだろう。
ノートパソコンに外部ディスプレイをつないで利用している方も多いだろう。いわゆる「マルチディスプレイ」とか「デュアルディスプレイ」と呼ばれる使い方だ。
Windows 10がリリースされた直後、2つのディスプレイに別々の壁紙を設定できなくて困った方は、少なくなかったようだ。
実際、初期のWindows 10では、通常の設定ウィンドウでは別々の壁紙を設定することはできなかった。また、従来のコントロールパネルでも、「デスクトップの背景」を起動できないため、異なる壁紙を設定できなかったのだ。
設定するには、「ファイル名を指定して実行」で「control /name Microsoft.Personalization /page pageWallpaper」というコマンドを実行し、「デスクトップの背景」を直接起動して設定するしか方法がなかった。
初期のWindows 10のコントロールパネルの「個人設定」の設定ウィンドウ。デスクトップの背景画像を設定する項目は用意されていない。
●最新のWindows 10では別々の壁紙を簡単に設定できる
しかし、最新のWindows 10(ビルド 10586.63)では、こうした面倒な設定をしなくても、簡単に別々の壁紙を設定できる。手順は次のとおりだ。
デスクトップ背景で右クリックしたら、メニューの[個人設定]を選択する。
左側のメニューで[背景]を選択したら、右側の[背景]で「画像」を選び、その下の画像一覧で画像を右クリックし、[モニター1に設定]または[モニター2に設定]を選択する。なお、壁紙に使用する画像ファイルは[参照]ボタンで自由に選択できる。
このように、モニター1とモニター2に別々の画像ファイルを指定するだけだ。
やってみればあっけないが、初期のWindows 10では、じつはこの設定ができなかったのである。
Windows 10からは機能が自動的にアップデートされるようになった。
このため、今後もこうしたケースは増えるだろう。
以前は、できなかったのであきらめていたことも、時間がたったら自動アップデートで、できるようになっているかもしれないのだ。
なお、個人的には、仮想デスクトップごとに背景画像を変更できれば便利だと思うが、残念ながら、現在のWindows 10ではできないようだ。
これも、ある日、気づいたらできるようになっていたらうれしい。
井上健語(フリーランスライター)
