25日深夜放送、フジテレビ「アウト×デラックス」では、国鉄スワローズや読売ジャイアンツで活躍した400勝投手・金田正一氏がゲスト出演。球界のレジェンドはひたすら自画自賛を続けた。

「自分のことやから言うけど34歳で(現役を)終えてるの。皆40歳近くまでやってるでしょ。それが凄いんです」。さっそく自らを絶賛した金田氏。山里亮太から「ダルビッシュとどっちが凄いんですか?」と訊かれると、「それは無礼だよ」と言い放った。

矢部浩之から「現役時代180キロは出ていたと発言」といった金田氏の伝説が紹介されると、「その頃は測る機械もないじゃない。出たと思えばいい」とキッパリ。14年連続20勝という記録には「これは(他の選手には)できないよね。なんだってかんだってできない」などと強調した。

また、2013年に田中将大が20勝以上の成績を残したが「あの子はやろうとすればもっとできても、やればすぐ故障するから」と一蹴した金田氏。「この人(自分)は故障してもやる。言うとったら交代しなきゃいけない。やる以上は痛かろうがなんだろうが一つの試合はまかなって放るんだから」と最後はやっぱり自画自賛だ。

さらに「今の人は沢山勝つと途端に“給料上げろ”って(言う)」と苦言を呈した金田氏は、「私の契約は揉めたことがない」と続けると「“20勝するから出しなさい”って先に言うの。しなかったら給料上げなくてもいい。19勝でも上げなくていい。そんな男いる?」と周囲に問い掛けた。