「子どもに借金を残したくなかった」そう考えた60代女性が選んだのは、特殊詐欺の受け子になることだった。大阪地裁で6月8日に判決が言い渡された事件では、女性は高齢者(90)から現金200万円をだまし取ったとして起訴された。しかも犯行後、現金を詐欺グループに渡さず持ち逃げ。追い詰められた末に警察へ助けを求めたことで事件が発覚した。高齢者が高齢者をだます──。いわば「老老詐欺」ともいえる法廷で浮かび上がったのは