父から「任せる」と言われたものの、当時の会社の状況は悲惨でした。 主力製品は微粉末タイプ「龍角散」、水なしで口の中でサッと溶ける顆粒の「クララ」、「トローチ」という剤型を定着させた「龍角散トローチ」でした。しかし、何をやっても売り上げは落ちる一方、新製品もいろいろ出してはいましたが、いずれも鳴かず飛ばずで、最終的には返品、廃棄と死屍累々でした。 昔は物流事情が悪かったため、各製