ファイザー製やモデルナ製の新型コロナワクチンに使われる「mRNA」の技術は、かつては人体に引き起こす拒絶反応がひどく、臨床実験は不可能とされていた。40年近くもの間、多くの学者たちが挫折してきた研究だ。カタリン・カリコ氏が、この難関の研究で成果を出せた理由とは――。※本稿は、増田ユリヤ『世界を救うmRNAワクチンの開発者カタリン・カリコ』(ポプラ新書)の一部を再編集したものです。写真=EPA/時事通信フォト