ハッカー攻撃を受けたKBSのホームページ 現在も「利用障害謝罪文」しか表示されない

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韓国のKBS放送局や新韓銀行などを同時多発的に襲ったサイバー攻撃が、北朝鮮の犯行である可能性が高まった。

韓国政府は21日、前日に発生したサイバー攻撃で国内の放送局と銀行の計6社と、パソコンとサーバーの合わせて3万2000台が被害を受けたことを把握し、「民官軍サイバー脅威合同対応チーム」が中心となり原因の分析と被害の拡散防止に向け注力していると説明した。完全に正常な状態まで戻るには4〜5日かかるという。

合同対応チームによると、悪性コードを分析した結果、被害となった企業はすべて同一の組織から攻撃を受けていた。また、アップデートを管理するサーバーがハッキングに遭っていることから、パソコンの内部まで感染したと見られている。

中でも、被害を受けた農協銀行のパソコンには、中国のIPアドレスがセキュリティープログラムの配布管理サーバーに接続し、悪性ファイルを生成した形跡が確認された。韓国側は、北朝鮮が中国を経由して攻撃を加えた可能性が高いと見て、調べを進めているという。

・参照:naeil.com
・参照:スポーツソウル

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