高校に「ストッキングで遊ぶ時間を」と電話。これがパンストフェチの行き着く果てなのか!?
高校の職員室に電話がかかってくる。受話器をとると、男性がいきなり「高校生にもストッキングで遊ぶ時間をつくってほしい」と告げて、電話を切る。そんな内容の電話を全国の300件の高校にかけていた男(44)が、岐阜県警羽鳥署につかまった。2012年8月16日付の岐阜新聞が報じている。
パンティストッキング(パンスト)に性的嗜好を示す人々、すなわちパンストフェチが世に存在することは知っていた。パンストをはいている女性を見るだけで興奮する男性。性行為の際、女性にパンストを着用させる男性。はたまた、みずからパンストをはくことにより気分が盛り上がる男性もいると聞く。
どこの誰が何に対して性的嗜好を示そうが、どんなフェチを持とうが、基本的に問題ないと筆者は思う。自らの好みに応じて、細々と、粛々と、その欲求を満たせばいい。ただし、ひとつだけ条件がある。その欲求は、自分と自分に同調する人々の範囲で満たすべきものであり、「他人に迷惑をかけない」という鉄則をやぶってはならないということだ。
高校に迷惑電話をかける男。同僚の女性に性的ないやがらせをする男。エスカレーターで女性の下着を盗撮する男。先日は、警官が海で若い女性に手を出し、準強姦罪で捕まった。また、女性が男性に対して性的ないやがらせをする場合もある。性的な欲望を実際に満たそうとすれば、その対象は他人となるのは必然であり、その他人が合意しないまま欲望を満たそうとすれば、それは犯罪行為となってしまう。
ニュースで性犯罪の記事を見聞きするたびに、「性的な欲望を制御できない人って、意外にたくさんいるんだなぁ」とつくづく思う。それにしても、高校に「ストッキングで遊ぶ時間を」と電話するだけで、欲求が満たされてしまう人がいるとは……。容疑者の男は電話口で、女子高生がパンストをはいたシーンでも思い浮かべて楽しんでいたのであろうか。
この男は「自分の性欲を満たすためにやった」と供述している。つまり、男の頭の中は「電話をかける=性欲を満たす」という図式になっていたわけだ。どうしてこのような図式が成り立つのだろう。純粋に、その成り立ちの経緯については興味がある。ある意味、フェチというのは奥の深い世界だとは思う。
だがしかし、とにかく他人に迷惑をかけてはいけない。その鉄則を守った上で、何かしらのフェチを持った全国の男性や女性には、そのフェチ道を追求していってほしい。
ここまで記事を書いたところで、香川県職員の男性(54)が役所内の女子トイレにビデオカメラを設置し、盗撮した容疑で警察に逮捕されたというニュースが飛び込んできた。やれやれ……。
(谷川 茂)
