エビアンへ正念場も…馬場咲希と櫻井心那は予選落ち それぞれが抱いた悔しさ
ポイントランキング107位の馬場は、エビアン選手権の補欠(リザーブ)3番手につけていた。初日に「76」と出遅れたことで、2日目は巻き返しが必須の状況となった。 「予選通過をするためにということをずっと考えていた」と振り返ったように、いつも以上に結果を意識していた。その思いが、結果的には裏目に出てしまった。 この日イーブンパーで迎えた後半14番パー5。予選通過へ向け、何としてもバーディが欲しい場面だった。ティショットが池際まで転がると、「普段なら横に出すのに」と話しながらも、左打ちでのリカバリーを選択。だが、その一打は池へと消え、痛恨のダブルボギーとなった。「急に一日じゃ良くならないよなぁ」と、思わず本音も漏れた。 「73」と1つ落としてトータル5オーバーで終戦。 ポイントを積み上げることはできず、エビアン出場は厳しい状況となった。それでも、「今週はいつもに比べたら自分を追い込むような考え方はしていなかった」と前を向く。結果が求められる一戦だったからこそ、精神面での変化を感じていた。 来週のKPMG全米女子プロ選手権には出場する。思うようなショットを打てない日々は続いているものの、「こうすればいいのかなという点は出てきている」という。先週のダブルス戦では、初日に乱れたティショットを翌日には修正する力も見せた。「その感覚を忘れずに続けていきたい」と復調へのヒントにもなっている。 一方、トータル4オーバーに終わった櫻井は、次週のメジャーには出場できず、日本ツアー「EARTH MONDAMIN CUP」にエントリーしている。 「結果に落ち込むというより、ゴルフ内容をもっと調整したい。全力は尽くしたんですが」 ポイントを加算できなかったこと以上に、連日の「74」という内容に納得がいかなかった。悔しさの矛先は結果ではなく、自身のプレーそのものに向けられていた。 アムンディ・エビアン選手権では補欠38番手と出場は厳しい状況。今後のスケジュールについては「まだ考えていない」とした。目標としていた舞台は遠のいたが、2人のシーズンはまだ続いていく。(文・齊藤啓介)
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