3月9日、イスラエル軍の空爆後、煙が立ち上るベイルート南部ダーヒエ地区。AP=聯合ニュース

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米国とイランの終戦了解覚書(MOU)締結が目前との見方が出る中、イスラエルがレバノンの首都ベイルート南部郊外に対する空爆を実施した。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とイスラエル・カッツ国防相は14日(現地時間)、共同声明を通じて、「イスラエル軍は、ヒズボラがイスラエル領土に向けて攻撃を加えたことへの対応として、ベイルートのダーヒエ地区にあるヒズボラのテロ施設を攻撃した」と明らかにした。あわせて「イスラエルは自国領土を標的とするいかなる攻撃も決して容認しない」と警告した。

イスラエル軍も別途声明を発表し、ベイルート南部のヒズボラ関連インフラに対して精密攻撃を実施したとし、具体的な作戦内容については今後公表する予定だと述べた。

今回の空爆に先立ち、この日午前、ヒズボラが発射した無人機(ドローン)3機がイスラエル北部の領内に侵入し、爆発した。

イスラエルはこれまで、ベイルート南部郊外のダーヒエ地区に親イラン武装組織ヒズボラの本部があると主張してきた。イランとの終戦交渉を維持しようとするドナルド・トランプ米大統領の制止にもかかわらず、今月7日にも同地区に空爆を加えていた。

イランはベイルート空爆への報復として同日、イスラエルに向けて約30発の弾道ミサイルを発射した。これに対しイスラエルも再報復次元で戦闘機を動員し、イランの防空網や石油化学団地などに対する空爆を加えた。