イスラエル、レバノンのヒズボラ司令部を空爆…米・イランの戦闘終結交渉に影響の恐れ
【エルサレム=福島利之】イスラエル軍は14日、レバノンの首都ベイルート南郊ダヒヤ地区にある親イラン勢力ヒズボラの司令部を空爆した。
米国とイランの間で戦闘終結に向けた交渉が大詰めを迎える中で、合意に影響を及ぼす可能性がある。
イスラエル軍は、ヒズボラが14日、イスラエル領土に向けて無人機を発射させたことへの報復としている。ベンヤミン・ネタニヤフ首相は14日、カッツ国防相と合同で「イスラエルは自国領土に向けられた攻撃を容認しない」との声明を出した。
米国とイランの合意の覚書には、レバノンでの戦闘停止も含まれているとされる。イスラエルは、ヒズボラの司令部の空爆することで、イランとの合意からレバノン戦線を切り離すとともに、合意の妨害を図ったとみられる。
イスラエルは、イランとレバノンで戦闘を続行させ、自国への脅威を取り除くことを狙っている。
