18番、ホールアウトして菅楓華(手前)とハグを交わす高橋彩華(撮影・立川洋一郎)

写真拡大

 「女子ゴルフ・宮里藍サントリー・レディース・第3日」(13日、六甲国際GC=パー72)

 昨年のこの大会で優勝した高橋彩華(27)=サーフビバレッジ=がこの日4バーディー、ノーボギーの68でラウンド。通算10アンダーまでスコアを伸ばした。

 ただ、順位は5位に上げたが首位・桑木志帆とは7打差あり「ちょっと離れたかな」と連覇はやや、諦めムード。それでも、モチベーションは非常に高い。

 一つには、この大会で2位以内、またはメルセデス・ランキング上位3名などに与えられるAIG全英オープン出場権がある。現在、同ランク5位の高橋だが、同4位の桑木が2位以内に入れば“繰り上がり”で出場可能。もちろん、最終日に大きく伸ばせば2位以内も十分、考えられる。

 「ベストを尽くして、少しでも上に近づいて行けたら」という。

 さらに「今後のメジャーのためにも、順位を上げておきたい」と、世界ランクなどで付与されるエビアン選手権にも、意欲を見せる。

 世界で戦うことが、第一義。ただ、前週の全米女子オープンではカットラインに4打及ばずの予選落ちを喫している。「大赤字こいた」と高橋。同大会出場選手には予選落ちでも160万円が支払われるが、「アメリカが初めてなので、連れて行ってあげたかった」という母親を含め、5名のチームで米国を往復した航空機代だけでも「500万円近くかかりました」という。

 同大会に関しては「こんなにお金かけてきたんだから、という緊張感がよくなかったですね」と頭をかいたが、そこはもう、プレーで取り返すしかない。全英出場となればさらに「1・5倍くらいかかりそう」というから「飛行機代、稼ぎます」と、頂点まで沸騰したモチベーションで、最終日、チャージをかける。