TeNYテレビ新潟

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国内の限られた地域にだけ咲く、カンゾウの花が初夏の佐渡を彩っています。花が年々減少している地域では、苗を育てる活動が始まっています。

初夏の海岸を彩るトビシマカンゾウ。

佐渡市や山形県酒田市など限られた地域にだけ咲く花です。

相川地区の小川集落では、平年より1週間ほど早い開花となり、見ごろを迎えています。

江戸時代には異国船の襲来に備える砲台が置かれ、県の史跡にも指定されるこの場所。

地域のガイドを務めるのは大木戸雅人さんです。去年から、カンゾウの花を増やす活動を始めました。

雑草などの影響で花が年々減っているため、毎年1000本ずつ苗を育て、この海岸沿いの斜面を再び黄色く染めたいといいます。

大木戸雅人さん
「種からだと雑草に負けて育たない。カンゾウを増やすためには自然に増えるとすると、種が100個落ちて1つ育つかどうか」

自然環境で育つのが難しいカンゾウの花。

大木戸さんの呼びかけで地元住民が協力し去年からおよそ30世帯で苗を育てています。

訪れた人
「相川金山に行くその寄り道で小川台場のカンゾウを見るこれも良い(観光の)ポイントになると思う」「地元愛は重要」

大木戸雅人さん
「最初は2、3人しかわかってくれなかったが段々と私もやろうかという人が増えてきて」「長くかかりますがとにかくやらないことには先に進まない」

苗は3年ほど育ててから植えないと雑草に負けてしまうということです。

いつかは大野亀のようなカンゾウの名所に……地域の挑戦は続きます。