7日、ペルー・リマで、大統領選の投票を終えて支持者の声援に応えるケイコ・フジモリ氏(共同)

 【リマ共同】南米ペルーで7日、大統領選決選投票が投開票された。故アルベルト・フジモリ元大統領の長女で日系3世の右派ケイコ・フジモリ氏(51)と、左派ロベルト・サンチェス元貿易・観光相(57)の争い。中間集計ではケイコ氏がややリードしているが、接戦。父の継承を目指し4度目の挑戦となるケイコ氏が2人目の日系大統領の座を得られるかどうか注目される。

 選挙管理当局によると、開票率47.66%時点で得票率はケイコ氏が52.71%、サンチェス氏が47.29%。出口調査でもケイコ氏がわずかに優勢だが、世論調査会社がサンプル調査などに基づき公表した開票予測ではサンチェス氏が50.3%、ケイコ氏が49.7%で僅差の勝負となっている。

 大勢判明は日本時間8日中の見通しだが、時間がかかる可能性もある。

 ケイコ氏は有力政党「フエルサ・ポプラル」党首。当選した際は対日関係強化に取り組む意向で、早期の訪日に意欲を示す。トランプ米政権とも連携を深める構えだ。

 新大統領は7月28日に就任し、任期5年。有権者数は約2700万人。

7日、ペルー・リマで報道陣らに向かって話すサンチェス氏(ゲッティ=共同)