三笘(左)への思いを川崎の脇坂(右)が語った。※写真は2019年 (C)SOCCER DIGEST

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 川崎フロンターレのMF脇坂泰斗が、元チームメイトで日本代表MFの三笘薫への思いを明かした。

 三笘は5月9日に行なわれたプレミアリーグ第36節のウォルバーハンプトン戦で左ハムストリングを負傷。ピッチに倒れ込み、そのまま交代を余儀なくされた。そして、5月15日に発表された北中米ワールドカップの日本代表メンバー26人に、その名はなかった。

 29歳のアタッカーは筑波大在学中の2019年から川崎の特別指定選手としてプレーし、20年に正式加入。プロ1年目からJ1で13得点を記録し、ベストイレブンにも選出されるなど鮮烈なインパクトを残した。その後は欧州へ渡り、現在はプレミアリーグで活躍を続けている。

 一方、2018年から川崎でプレーし、フロンターレ一筋で現在はキャプテンとしてチームを牽引する脇坂は、今では同クラブの選手の中でも三笘のプロ入り当初を知る数少ない存在だ。
 
 6月6日に行なわれたJ1百年構想リーグ最終戦、プレーオフラウンド第2戦のサンフレッチェ広島戦(0−1)後、ワールドカップメンバーから外れた三笘について脇坂に訊いてみると、言葉を選びながら胸中を語ってくれた。

「彼が怪我してしまったっていうのは知っていましたけど、ワールドカップのメンバー発表で、皆さんと同じタイミングで、ワールドカップは無理なんだと知った。

 僕は彼の痛みとか悔しさというものを理解することはできないんですけど、元チームメイトの先輩として、単純にまた彼のプレーを見たい。彼は切り替えて、彼の強さを知っていますし、すごさも知っている。前を向いて頑張っていると思うので、僕自身も頑張っていきたいなと思います」

 かつてともにプレーした仲間の無念を慮りながらも、脇坂は多くのサッカーファンと同じように、日本代表のエースとして世界を驚かせてきたドリブラーの再起を願った。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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