「すげぇな」長友佑都がいても…日本代表の“電撃発表”に選手が本音「ただのお客さんとして来ていない」
現地6月4日の練習前、元日本代表主将の吉田麻也(LAギャラクシー)が、サポートプレーヤーとして5日より合流することが急きょ発表された。
37歳のDFは、5月31日のアイスランド戦限定でカタールW杯以来3年半ぶりに代表に復帰。14分間だけプレーし、「ひと区切り」をつけたが、さっそく別の形でまた代表に関わることとなった。
5大会連続のW杯出場となるその39歳がいながら、さらに吉田を“再招集”した森保一監督の決定を「すごくリスペクトできる。素晴らしい決断だと思います」と歓迎したのが、DFの菅原由勢だ。
「使えるものは全部使ってという感じというか、佑都さんの経験ももちろん、麻也さんもまた違った視点を持っているだろうし、経験も感じ方も違うと思うので、そういう頼れる選手というのは一人よりも二人いた方がいいし、二人よりも三人いた方がいい。また選手としてこのチームでいるのか、スタッフとして選手と関わるのかでも違うと思うので、選手目線として二人の経験あって、チームにいるというのはすごく嬉しいです」
長友と吉田のリーダーシップには、違いがあるという。
「佑都さんは見てわかるとおり、ボディランゲージも多いですし、言葉を発しながらっていうのがありますけど、麻也さんはもっと俯瞰してチームを見てるというか、キャプテンということもあって、チームの中でどういう方向性で今トレーニングを積んでいるのかとか、どういう雰囲気を持ってトレーニングに臨むのかというところはたぶん相当、目を配っている部分がある。それはアイスランド戦前から、すげぇなと思いながら、感じてたんで」
さらに、名古屋グランパスの先輩でもある吉田について、「元々すごくリスペクトしてるんで、人間的にも選手的にも。だから一緒に時間を過ごせるのは嬉しかった」と話し、アイスランド戦までの様子をこう明かした。
「トレーニングの向き合い方もそうですし、若い選手のようにいろんなものを吸収しようとするし。というより、普通に一人の選手としてすごくアピールしてたんで、それが逆に僕らにとってプラスだったというか。ただのお客さんとして来ていないし、ただ何かを伝えるために来たわけじゃなくて、選手としてできることをしっかり考えたうえでチームに接してくれてたんで。すごくチームのことを考えてくれているし、すごくありがたいし、早く来てほしいですね」
選手としてプレーするわけではない。それでも、頼れる男の再招集は必ず好影響を与えてくれるはずだ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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