エブリィホープは県高総体に出場する長崎北陽台高校登山部です。

体力・知識・技術が必要となる登山競技で、男女そろっての優勝を目指します。

重いザックを背負い、黙々と学校の裏山の上り下りを繰り返します。

長崎北陽台高校登山部。

男子は2005年から、女子は2018年から県高総体で優勝を重ね、特に女子はおととし、去年とインターハイで優勝しているのです。

県高総体では、4人1組のチームをつくり1泊2日で行われる登山競技。

ザックの中はテントや寝袋、炊事道具などがぎっしり。

4人合わせて男子は最低60キロ、女子は最低50キロのザックを背負って登るルールです。

(長崎北陽台高校登山部 山口 世羅 選手)

「(練習で気を付けているのは)転ばないようにすることと、前の人と間隔が開かないようにすること」

登山競技では、チームの誰かが転倒したりメンバーの間隔が一定以上開いたりすると減点されてしまうのです。

審査項目はそれだけではありません。

読み上げられる情報をもとに作成しているのは、「天気図」です。

(長崎北陽台高校登山部 七五三 和太郎 選手)

「それぞれの場所の天気を聞いて書いて、台風や気圧の場所なども読み上げられるのでそれを書いて、そこから天気予報でよくある“等圧線”を自分で考えて書く」

さらに自然観察、救急、気象に関するテストもあり、知識も問われる競技なのです。

実は、自分たちが寝泊まりする「テントの設営」も審査項目。

10分以内に完了させなければなりません。

この日のタイムは8分3秒。

(長崎北陽台高校登山部 佐藤 有規 選手)

「(本番でこれなら)まあまあ。満点取れる」

間近に迫る本番を前に、調整は順調のようです。

一方の女子は。

この日の練習では、テントのチャックがうまく閉まらないハプニングが…。

(長崎北陽台高校登山部 道口 心優 選手)

「ハプニングの練習だと思った。本番絶対何かしらひとつはハプニングが起きるから、冷静にちゃんと10分以内に丁寧に立てないといけないからそういう練習になった」

予期せぬ出来事にも動揺せず、すぐに前を向く冷静さも全国レベルの女子の強さです。

男子は20連覇、女子は7連覇中の県高総体。

部員たちは、さらに高みを目指しています。

(長崎北陽台高校登山部 佐藤 有規 選手)

「新人戦で満点優勝を取れなかった。高総体で満点優勝して、上位大会につなげていけたら。何年も(全国)優勝から離れているので、もうそろそろ優勝旗を奪還しに行く」

(北陽台高校登山部 川粼 祐未子 選手)

「登山競技は、自分たちが減点されなければ満点で優勝できるから、自分たちとの戦いだと思って頑張りたい。(全国で目指すのは)100点、優勝」

チーム一丸で体力、知識、技術を磨く。

長崎北陽台高校登山部は男女ともに県内、そして全国での頂点を目指します。

県高総体登山競技は、6日から1泊2日の日程で、雲仙山系で行われます。