円谷プロダクション公式Xより

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21日、「ウルトラマン」などの特撮番組を製作している株式会社円谷プロダクション(円谷プロ)はプレスリリースにて「76年書面に関する利用権不存在確認訴訟の勝訴判決について」という文書を発表した。

これは円谷プロが、長年に渡り争ってきた「初期ウルトラマンシリーズの日本国外利用権」に関する裁判で、プレスリリースによると「当社(円谷プロ)の主張が全面的に認められる勝訴判決」という結果となった。

本裁判の発端は今から50年前の1976年(昭和51年)にまでさかのぼる。この年、当時の円谷プロ社長がタイ人実業家との間で、初期ウルトラマンシリーズの作品(「ウルトラ Q」から「ウルトラマンタロウ」までの六作品+ウルトラシリーズ以外の作品)の日本国外の利用権を譲渡する旨の契約書を結んだ。

この契約は当初、当時の円谷プロ社長と実業家との間で交わされたものであり、契約書の存在は当時の社長の死後、1996年(平成8年)に明らかになった。以来、日本国外で展開された初期ウルトラマンシリーズの版権については円谷プロ側に使用料が支払われないという状態が続いていた。

円谷プロ側は長年にわたり、「契約書は偽造されたものである」と主張していたが、日本国内では偽造した書類だとは判断されず、円谷プロは 2014年(平成26年)7月10日付で契約の解約通知を行い、このたび、76年に結ばれた契約は適法に終了したという。

この「ウルトラマン裁判」は、日本におけるキャラクタービジネスの権利をめぐる最も有名な事例であり、30年以上にわたり争ってきた。

今年2026年は契約書が結ばれて50年、発覚から30年、そして1966年(昭和41年)に「ウルトラマン」が放送されてから60年という記念イヤーでもあり、今回の勝訴報告に「これはおめでたい」「60周年をめでたく祝うことができる」「本当にお疲れ様でした」といった声が相次いでいる。

「ウルトラマン」は日本国外のみならず世界でも人気の高い作品であり、今回の勝訴をきっかけに改めて世界を目指すことになりそうだ。