こぼれる涙を拭いながらインタビューに応じた林。この悔しさを糧にさらなる成長を期待したい。(C)AFC

写真拡大

 涙が止まらなかった。

 U-17日本女子代表は現地5月17日、中国で開催されたU-17女子アジアカップの決勝で北朝鮮と対戦。1−5の大敗を喫し、準優勝に終わった。

 試合後のフラッシュインタビューで、意地の1ゴールを決めた林祐未は「試合中は、とにかく点を取ってやろうっていう気持ちでやっていたんですけど...」と、こぼれる涙を拭いながら振り返る。

「(角谷)瑠菜さんから良いボールが来ると思って、裏に抜けて、得点できたのは良かったんですけど、5−1という結果になって、自分も手も足も出ない状況で、とても悔しいです」
 
 狙いとする戦いを表現できた一方、局面で後手に回った。

「前後半の立ち上がり15分は、大きくシンプルにやろうっていう気持ちで、みんなでやっていたんですけど、その後からだんだん、つなげられた部分もあって、そこは良かったんですけど、ファーストやセカンドの対応で一歩、二歩、相手に負けてしまって、そこをやられた感じです」

 今大会を通じて得られたものは? そう問われると、リトルなでしこの15歳MFはむせび泣きながら、言葉を絞り出す。

「自分にとって初めてのアジアカップで...準優勝となって悔しい結果になったけど...このような経験ができて、良かったと思います」

 今秋にはU-17女子ワールドカップが控える。今度は世界の舞台で、さらに逞しくなった姿で躍動してほしい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】長谷川唯のダブルピース、猶本光の決めカット、熊谷紗希のキラキラネイル...なでしこジャパンFIFA公式ポートレートギャラリー