クルーズ船巡るハンタウイルス感染者、WHOが計8人に修正…ウイルスの変異は見つからず
【ジュネーブ=船越翔】ハンタウイルスの感染者が相次いで確認されたクルーズ船を巡り、世界保健機関(WHO)は15日、これまでに計9人としていた感染者数を計8人に修正すると発表した。
陽性反応を示した米国人乗客が感染していないことが詳細検査で確認されたという。
WHOによると、感染者8人からはいずれも、人から人への感染がまれにあるアンデス型のウイルスが検出されている。感染力の強化などを示すウイルスの変異は見つかっていないという。
WHOのテドロス・アダノム事務局長は15日の記者会見で「我々の任務はまだ終わっていない。今回の感染がどのように始まり、広がったかを把握することが大切だ」と述べた。その上で、将来的な流行に備えるため、ハンタウイルスの治療薬やワクチンの開発の重要性を訴えた。
