称名滝付近でのクマ人身被害 町が現地調査 道路は19日まで閉鎖
きのう立山町の称名滝遊歩道でクマに襲われて2人がけがをしたことを受け、きょう町の職員と警察などが現地を調査しました。調査の結果を受け、桂台ゲートから称名滝への道路は19日まで閉鎖を続けることを決めました。
けさは町の職員らあわせて7人が、町役場から現地に向けて出発しました。
称名滝遊歩道ではきのう午後、散策していた80代の富山市の男性と50代の埼玉県の女性が相次いでクマに襲われけがをしました。
「(クマが)ススタケを食べた跡と被害者の血痕を見つけたので、現場はきのうの時点で特定している。きょうはそれ以上にクマがどのように遊歩道に来たのか、大日平方面に逃げたという情報もあるので痕跡を確認したい」
クマによる被害を受けて、称名滝へとつながる道路はきのうから閉鎖しています。例年、称名滝はこの時期から観光客が増えるだけに、周辺の飲食店からは心配する声が聞かれました。
称名滝近くの飲食店
「県外からもよく来る」
「安全を確認しながら開放するんじゃないか」
現地での調査を受けて町役場では、午後3時半から舟橋町長らが参加する緊急の会議が開かれました。会議では、滝つぼから200メートル手前の地点で成獣と見られるクマの足跡を発見したことが報告され、安全が確認できるまで称名滝への道路を閉鎖することを決めました。
立山町 舟橋町長
「19日いっぱいまでは桂台ゲートを閉めようと」「本当に一番いいシーズンなので」「そうはいえ、これ以上人身被害があったらいけないので」
町は、観光客が多く見込まれる週末を避けて、19日まで閉鎖を継続します。再び現地をパトロールし安全が確認できた場合は20日以降、道路の開放を再開する方針です。
