山形放送

写真拡大

新庄・最上地域の葬儀の変化に関する講演会が10日、新庄市で行われました。

講演したのは新潟県の上越教育大学の大場あや助教です。大場さんは父親の出身地である最上町で、葬儀で住民同士が役割分担するグループ、「契約講」について調査し、ことし学術書を出版しました。「契約溝」のメンバーは葬儀に必要な道具を持ち回りで管理するなど葬儀を取り仕切きっていました。
大場助教は「大正時代に陸羽東線が開通した後に、町内に移住者が増えて、近くに親戚がいない人にとって『契約講』は心のよりどころにもなる重要な組織だった」と紹介しました。特に、最上町では戦後、葬儀の簡素化のため発足した「契約講」の連合会が町民の意見をまとめる重要な役割を担っていたと指摘します。
大場さんは今後も新庄・最上地域の葬儀について研究を重ねることにしています。