日本代表MF三笘薫は左もも裏肉離れの見込み「現時点の印象では、オランダ戦出場の可能性は残されている」…専門家見解
◆英プレミアリーグ第36節 ブライトン3―0ウルバーハンプトン(9日・ブライトン)
ブライトンの日本代表MF三笘薫が、ウルバーハンプトン戦で左太もも裏付近を痛め、後半13分に途中交代した。試合後に会見したブライトンのヒュルツェラー監督は「スキャンの結果を待たなければならないが、良くは見えない」と、三笘の状態が思わしくないことを明かし、表情を曇らせた。15日に、日本代表のW杯メンバー発表を控え、北中米W杯は6月11日(日本時間12日)に開幕。日本は6月14日(同15日)に1次リーグ初戦でオランダと対戦を控える。
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負傷した三笘の症状について、専門家の絹笠友則氏(筑波大蹴球部チームドクター)がスポーツ報知の電話取材に応じ、「現時点の印象では、オランダ戦出場の可能性は残されている」などと見解を語った。
▼絹笠氏「映像を見た限りでは、左太もも裏の肉離れで比較的治りは早いものであると思われます。損傷部位のタイプでいうと、いわゆる中央の、筋線維部のタイプ1に相当します。損傷度では、3段階でもっとも軽いグレード1の可能性が高いですが、場合によってはグレード2の可能性もあります。
痛めた直後、チームドクターに左脚のストレッチをされている時、三笘選手にものすごく痛がっている様子はなく、ストレッチが途中で中断したわけでもないので、おそらくグレード1かと思われますが、その後、歩いている時に、少し脚を引きずっている様子もあったので、2という可能性も残ります。
平均的な全治は、1だとプロの場合は10日程度で復帰できますが、2だと、その倍くらい(20日、つまり2〜3週間程度)はかかる可能性があり、長くて4週間ほどの見込みです。一般論ですが、W杯を考えた場合、現時点の印象では、初戦のオランダ戦(6月14日)出場の可能性は残されていると言えるでしょう。
復帰に向けては、脚のストレッチをした時に痛みを感じる左右の差がなくなれば、そこから運動がOKとなります。痛みがなくなるあたりからランニングを開始し、その後、ボールを蹴れるという流れになります。グレード1で、患部の柔軟性、筋肉のバランスをしっかり保てば、グレード2と比べ、けがが再発する可能性は少ないと思われます。しっかり仕上げてから手順を踏んで戻していく必要があるでしょう」
