訪れたい公衆トイレへ 障害者の作品で彩る 群馬・前橋市
公衆トイレを美術館に見立てて、障害者が手掛けたアート作品を飾る取り組みが、群馬県前橋市で行われています。
「駅まちトイレミュージアム」と名づけられたこの取り組みは、市内で障害者の就労支援を行う、NPO法人麦わら屋などが企画したものです。群馬総社駅の未来を考えるワークショップで出された、「駅のトイレが汚くて使いにくい」という声をきっかけに先月から始まったもので、暗くて汚いといった公衆トイレのイメージを、アートの力で「何度も訪れたくなる場所」に変える試みです。
トイレの中には、麦わら屋を利用する障害者10人が手掛けた、絵画や立体作品約30点が展示されています。トイレットペーパーを包む紙にも絵を描くなど、トイレならではの作品も展示され、障害者の活動を身近に感じられる空間にもなっています。
平日は毎日、麦わら屋の利用者がトイレの清掃活動を行っているほか、利用した人にアンケートも実施しています。
この取り組みは今月22日まで、JR群馬総社駅の公衆トイレで行われています。
