トレカ学園@tag1djさん投稿の動画から

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人気漫画「ワンピース」のカードゲーム目当てに行列を作った客が、店内に一気に走り込む様子だとする動画がX上で投稿され、危険な行為だと指摘されている。

カードゲーム販売店が入居する岐阜県各務原市内のショッピングセンター「イオンモール各務原」の入口付近のシーンだという。取材に応じたイオン側は、販売予定のない商品へのうわさで集まったとみており、店とともに状況に応じた適切な対応をしていることを明らかにした。

子どもらもおり、「ワ〜」という悲鳴も

イオンモールの入口では、若い男性客らが通路いっぱいに行列を作っている。

何らかの拍子に、客らは、突然店内へ走り出し、行列は一気に崩れた。中には、子どもらもおり、「ワ〜」という悲鳴も聞こえた。

この動画は、カードゲーム販売をめぐる騒ぎだとして、「トレカ学園」さん(@tag1dj)が2026年4月26日にX上で投稿した。

動画は、700万回以上再生されており、波紋が広がっている。客らは、転売目的で集まったのではないかと指摘され、行列にいた子どもは大丈夫だったのかと、心配する声も漏れていた。

動画を投稿したトレカ学園さんは27日、J-CASTニュースの取材に対し、集まったのは、イオンモール内にある「ワンピースカードゲーム公式ショップ」岐阜店の来店客だと説明した。動画は、26日に開店待ちをしているところだという。

店を運営しているバンダイナムコの公式サイトでは25日、カードゲーム一部商品の購入制限を設けていると告知していた。

レアカードなどがランダムに封入された「ブースターパック」などについては、客1人につき1日1会計までとした。また、転売対策として、ブースターパックが入ったボックスのテープをレジでカットするとした。さらに、「販売にて混乱が生じた場合など、急遽販売を中止する場合もございます」と注意喚起していた。

「販売予定のない商品へのうわさで集まった」

バンダイナムコの告知では、4月25日の商品在庫状況も同時に示し、ブースターパックの在庫はゼロとなっていた。

それにもかかわらず、なぜ客らが行列を作る騒ぎに発展したのだろうか。

イオンモール(千葉市美浜区)の広報グループは28日、「開店前に入口付近でお客さまが並ばれていたことは確認しております」と取材に答えたうえで、こう説明した。

「入店整理券の配布は行っておらず、販売予定のない商品に関する一部の憶測により、自然発生的に来店者が集まったものと認識しております」

開店直後に店内を走るなどの危険な行為が見られたが、「けが人は発生しませんでした」と述べた。ただ、「当社といたしましては、館内における安全面に配慮しながら、今後も状況に応じた対応を行ってまいります。本件を含め、各専門店と状況に応じた適切な対応を行ってまいります」としている。

カードゲーム販売店の企画を手がけたバンダイナムコエクスペリエンス(東京都港区)の広報担当は28日、「オープン前の母体さまの列に関しての詳細は弊社では分かりかねます。ご了承ください」と取材に説明した。客が集まった目的などについては、「個別のお客さまに関するご質問についてはお答えできかねます」とコメントした。

J-CASTニュース編集部 野口博之)