サッポロビール本社

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 サッポロホールディングス(HD)は21日、米クラフトビール子会社「ストーンブリューイング」が手がける「ストーン」ブランドとレストラン事業を売却すると発表した。

 米国のビール市場は需要が減少傾向にあり、競争も激化しているため、「サッポロ」ブランドを中心としたビール事業に経営資源を集中させる。

 5月にブランドなどを米ビールメーカー「ファイヤーストーンウォーカー」に売却する。売却益は約36億円となる。また、米国内の生産体制の見直しも進め、東部のバージニア州の工場をサッポロブランド製品の中核生産拠点と位置付け、西部のカリフォルニア州にあるストーン社の工場を年内をめどに停止する。停止に伴い、2026年1〜6月期決算に約126億円を損失計上するとしている。

 サッポロHDは22年にストーン社を買収した。しかし、米国のクラフトビール市場の低迷の影響を受け、24年12月期決算にストーン社のブランド価値を示す「のれん」の損失で約139億円を計上していた。