劇的な同点弾を挙げた武藤。神戸がアル・サッドを下し、ベスト4進出を決めた。(C)AFC

写真拡大

 ヴィッセル神戸は現地4月16日、サウジアラビアのジッダで集中開催されているアジア・チャンピオンズリーグエリート(ACLE)ファイナルズの準々決勝で、カタールのアル・サッドと対戦。激闘の末にPK戦を制し、準決勝に駒を進めた。

 開始早々の6分に先制される展開も、24分に大迫勇也が同点弾。しかし、61分、65分に失点し、2点のビハインドとなる。それでも、74分に井手口陽介が決めて1点差に詰め寄ると、終了間際の90+3分に武藤嘉紀の劇的なゴールで追いつく。試合は延長戦でも決着つかず、3−3で突入したPK戦を5−4で制した。

 試合後のフラッシュインタビューで武藤は、対戦相手について「素晴らしい相手」であり、「自分たちよりも、技術もしっかりしていましたし、タフな相手だった」と振り返った。

 そのうえで、「それに打ち勝つことができて、本当にうれしく思います」と勝利の喜びを語った。
 
 また、現地に駆けつけたファンや、日本から応援する人々への感謝を口にした。

「多くのファンの方々も、このサウジアラビアに来てくれて、テレビの向こうでも時差があっても応援してくださる方々のためにも、今日、この大きな勝利を成し遂げることができて、非常にうれしく思います」

 後半のラストワンプレーで決めた同点弾について問われると、「暑さもあって足もつっている状態だったんですけど、何がなんでもこのまま終わるわけにはいかないと思いました」と、厳しい状況であったことを明かした。

 続けて、「最後まで諦めなかった形が最後のゴールを生んだんじゃないかなというふうに思います」と劇的な一撃を振り返った。

 中3日で迎える次の試合に向けては、「しっかりと休んで、ベストなコンディションで臨めるように、最善を尽くしたいと思っています」と意気込みを述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「やはり彼は危険だった」聖地でイングランドを粉砕した日本代表、英紙記者が三笘薫とともに絶賛した選手は?中村でも佐野でも鎌田でもなく…【現地発】