意外と知らない&つい忘れがちな「ドラム式洗濯乾燥機」のメンテナンス。ここでは、毎回・週1・月1・スペシャルケアの頻度別に、ひと手間加えるだけで性能の維持にもつながるお手入れ方法を紹介します。教えてくれるのは、クリンネスト1級のあささんです。

毎回:数分で完了する3つの簡単ケア

まずは、使用後に毎回行うといい簡単なお手入れから。どれも数分で終わるものですが、積み重ねが大きな差になります。

【写真】ドラム式洗濯乾燥機のカビを防ぐ簡単アクション

●ドアを少しあけて乾燥させる

使用後はドアを閉めきらず、少しあけておくのがポイント。内部の湿気を逃がすことで、カビやイヤなにおいの発生を抑えられます。

●ドアとゴムパッキンの水分をふき取る

洗濯後はドア周りやゴムパッキン部分に水分が残りやすく、そのままにしておくとカビの原因になります。乾いた布でさっとふくだけで、カビの発生を防ぐことができますよ。

●乾燥フィルターのホコリを取り除く

乾燥機を使ったあとは、フィルターにびっしりとホコリがたまります。これを放置すると乾燥効率が落ち、電気代がかさむ原因のひとつに。使用後は毎回ホコリを取り除くようにしましょう。

持ち手の長いブラシがあれば、フィルターの奥のホコリも取っておくと乾燥効率が落ちにくくなります。

週1:汚れをためないための定期チェック

週に一度は、少しだけ丁寧なお手入れを取り入れてみましょう。

●排水フィルターの掃除

排水フィルターには糸くずやゴミがたまりやすく、放置すると排水不良の原因になります。週に一度取り外して水洗いし、つまりを防ぎましょう。

持ち手の長い専用ブラシを使ってフィルターの奥の汚れをキレイにすると、におい防止により効果的です。

月1:性能を保つためのしっかりメンテナンス

月に一度は、機械全体の状態を整えるメンテナンスを行いましょう。

●洗濯槽の洗浄

洗濯槽の裏側には見えない汚れやカビが蓄積しています。衣料用ハイターを使用した槽洗浄は、取扱説明書でも月1回の実施が推奨されている方法です。定期的に行うことで、イヤなにおいや汚れ移りを防げます。

●洗剤投入タンクの掃除

洗剤ケースもカビが発生しやすい場所です。洗剤を補充するタイミングで取り外し、軽く水洗いする習慣を。ヌメリや黒ずみを防ぐことができますよ。

番外編:長く快適に使うためにスペシャルケアを

毎回・週1・月1のお手入れに加えて、以下のようなスペシャルケアを取り入れると、ドラム式洗濯乾燥機の性能をよりキープしやすく、快適な使用につながります。

半年に一度:パイプ洗浄剤で排水管のつまりを予防
一年に一度:専用クリーナー(純正クリーナーがおすすめ)を使用した本格的な槽洗浄

ドラム式洗濯乾燥機は便利な反面、湿気やホコリがたまりやすい構造です。だからこそ、日々の簡単なお手入れと定期的なメンテナンスが大事。少しの手間を習慣化することで、清潔さと性能をしっかり保つことができ、長く快適に使い続けられます。

今日から無理のない範囲で、ぜひ取り入れてみてくださいね。

※ ここで紹介している掃除道具や洗剤のなかには、ドラム式洗濯乾燥機の種類によって使用してはいけないものが含まれている場合があります。取扱説明書、また、掃除道具や洗剤の注意書きを事前に確認してから、使用してください