乃木坂46(撮影=池村隆司)

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 国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN 2026』のエントリー作品発表会に、乃木坂46の五百城茉央、池田瑛紗、菅原咲月が登壇した。5期生のみでの参加という新鮮な顔ぶれで大舞台に挑んだ乃木坂46。「ネーブルオレンジ」など3曲が選出される中、グループの変革期を担う中心世代としての自覚、楽曲の力を通して新たな入り口を模索し続ける彼女たちの挑戦の現在地、そして先輩から受け継いだバトンを手に“今の乃木坂46”を示すための真摯な決意を聞く。(編集部)

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■昨年のレッドカーペットを経て、菅原咲月らが語る大舞台への想い

――『MUSIC AWARDS JAPAN 2026』のイベントを終えて、いかがでしたか?

菅原咲月(以下、菅原):緊張していたので、無事終わってホッとしています。

――こういった格式高い会見に、皆さん5期生だけで登壇しているのが新鮮でした。

菅原:そうですね。先輩がいらっしゃることが多いので、私たちだけというのもなかなかない機会でした。

五百城茉央(以下、五百城):去年は京都で開催されたレッドカーペットで先輩方に混じって5期生が参加しているのを見ていたので、その凛とされた姿を見習ってちゃんとした振る舞いをしなければなと思っていました。

池田瑛紗(以下、池田):昨年、菅原はレッドカーペットやGrand Ceremonyに出席していたので、頼りにする部分もありつつ、「私たちも堂々と出ようね」と話していました。

――昨年は京都で開催された『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』の授賞式に菅原さんが参加し、レッドカーペットを歩いていましたよね。

菅原:いつもとは違うフォーマルな衣装に、ヘアメイクをしていただいて、普段とはまた違うメンバーの一面が見られたのも印象的でした。去年は、車から降りたらすぐレッドカーペットというのが人生で初めての経験で、車内でも同期と「大丈夫かな? 右足から出たほうがいいかな?」なんて話していました(笑)。すごく緊張しましたが、実際に歩くことができて本当に嬉しかったです。

――そのままGrand Ceremonyに出席し、乃木坂46は「最優秀アイドル賞」にノミネートされていました。

菅原:乃木坂46は今年で結成から14周年を迎えました。たくさんのアイドルの方々がいらっしゃる中でノミネートしていただけるのは、今も昔も変わらず愛してくださる方がいるからこそだと改めて実感しました。会場に立って、「もっと頑張っていかなきゃ」とメンバー一同、身が引き締まる思いでした。

――今年は、乃木坂46から「ネーブルオレンジ」「Same numbers」「ビリヤニ」の3曲がエントリーされましたね。

池田:嬉しい気持ちでいっぱいです。最近はたくさんのアイドルの方がご活躍されている中で、「どうやって乃木坂46を出していけばいいんだろう」と思った時に、楽曲の力をより広げていくことこそが大切だと思っているので。こうして選んでいただけて光栄です。

――先ほど行われた会見では、スペシャルサポーターの小籔千豊さんがボケを交えながらも投票候補の曲に「ビリヤニ」を挙げる一幕もありました。

菅原:とても嬉しかったです! キャッチーなタイトルではあるので、そこで名前を出していただけたのは嬉しかったですね。

――「ビリヤニ」は皆さんにとってどのような楽曲になっていますか?

菅原:新しく加入してきてくれた6期生から、2人(瀬戸口心月と矢田萌華)がWセンターを務めている曲です。キャッチーですし、乃木坂46にとっても新しい風が吹いたシングルだなと感じています。タイトルを見て「ちょっと聴いてみよう」と思っていただける楽曲だと思うので、新しい乃木坂46の入り口になったらいいなと思っています。

――「ネーブルオレンジ」「Same numbers」についても聞かせてください。

池田:「ネーブルオレンジ」は5期生から2人(井上和と中西アルノ)がセンターに選んでもらった楽曲です。6期生が加入した時期のシングルでもあったので、そういった意味では5期生は「もっと頑張っていかないと」と背筋を正したタイミングでの楽曲でもありました。特にセンターになった2人が歌唱力に定評があるメンバーなので、乃木坂46の歌声の歴史がより深まったと思っています。

五百城:「Same numbers」は、昨年の『乃木坂46 真夏の全国ツアー2025』を駆け抜けたり、年末の歌番組にも出させていただいたりして、2025年の乃木坂46にとって大切な楽曲になったと感じています。選抜メンバーだけでなく全員でも、たくさんの形で披露させていただいて、回数を重ねるごとにこの曲を作っていった感覚がありました。今回この楽曲がエントリーしていて嬉しい気持ちになりました。

■五百城・池田・菅原、「最優秀楽曲賞」エントリー楽曲で気になった楽曲は?

――ちなみに、「最優秀楽曲賞」にエントリーされた中で、皆さんが気になった楽曲はありますか?

池田:私は「IRIS OUT」(米津玄師)。劇場版『チェンソーマン レゼ篇』が大好きなので。

――TikTokでレゼダンスを踊ってましたよね。

池田:見ていただき、ありがとうございます!

菅原:私は「ダーリン」(Mrs. GREEN APPLE)。いろんな場面で聴かせていただいた曲でもあるので……生で観たときの迫力が忘れられないです。

五百城:サカナクションさんの「怪獣」はよく聴いていました。MVもたくさん観ました。

――乃木坂46で“授賞式”と言うと、「インフルエンサー」と「シンクロニシティ」で2017年、2018年と2年連続で大賞を受賞した『輝く!日本レコード大賞』(TBS系/『レコード大賞』)をイメージします。2022年に加入した5期生は現在グループにとって中心となる期ですが、皆さんの代でもそういった華々しい賞を獲得したいという気持ちはありますか?

池田:その気持ちは、常に全メンバーが持っていると思います。メンバーの卒業や新しい期の加入を繰り返しているので、常に「今の乃木坂46を知ってもらうにはどうしたらいいだろう」というのをずっと模索し続けています。

五百城:1年の集大成のようなものが、そういった結果として返ってくる感覚が自分の中にあって。シングルごとにみんなで一生懸命頑張ってきたことが、その先で素敵な賞につながるのは、改めてメンバー一人ひとりの頑張りを実感できる瞬間だなと思います。だからこそ、これからもそういう場所に立ち続けられるように、日々の活動を大切に頑張っていきたいです。

菅原:昨年、「Same numbers」で『レコード大賞』の企画賞に選んでいただき、5期生は初めてそのステージに立たせていただきました。あの景色が忘れられなくて、「今の新しい乃木坂46でも、またこうした賞をいただけるように頑張りたい」と改めて強く思いました。これからも、いろいろな“乃木坂46らしさ”を大切にしながら、挑戦し続けていきたいです。

――改めて、『MUSIC AWARDS JAPAN 2026』への意気込みを聞かせてください。

菅原:いろんなアーティストの皆さまがいらっしゃる中で、この機会に乃木坂46をまた新しく知っていただけるきっかけにもなれたら嬉しいなと思います。

――授賞式は6月13日なので、5月に東京ドームで開催される『乃木坂46 14th YEAR BIRTHDAY LIVE』の後ということになりますね。キャプテンの梅澤美波さんも卒業されて、さらに5期生の皆さんがグループの中心になっていくことを想像しますが、これからのグループの展望を教えてください。

菅原:乃木坂46は、卒業と加入を繰り返しながら、常に新しく生まれ変わっていくグループだと思っています。少し前の時代の乃木坂46の印象が強い方にも、今年は“今の私たちの強み”を改めて感じていただけるような、そんな一年にしていきたいです。

(文=渡辺彰浩)