船で移動する「つばめ」車両

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■吉田佳記者
「鉄道から国道・そして県道へ夜明け前に旅立った『つばめの大冒険』。いま、線路ではありえない角度で交差点を曲がっていきます!」

29日未明、国道を走る新幹線の車両。九州新幹線「つばめ」の車両が熊本市南区の総合車両所を出発し、国道3号の交差点を曲がるところです。午前4時なのに多くのファンの姿も見られます。「つばめ」が向かったのは熊本港。九州各地に感謝を伝える旅に出発しました。

10年前に発生した熊本地震の前震で、運行中だった「つばめ」は脱線。車両の基盤が損傷し運行ができなくなりました。6両のうち3両は廃車となったものの、残り3両は塗装や整備の訓練用に熊本市南区富合町の総合車両所で保管されていました。

そして今回、JR九州は半年かけて先頭車両を修復。船で各地を回り、九州新幹線全線開業15年の感謝の気持ちを伝えるプロジェクト、その名も「つばめの大冒険」が始まりました。貴重な瞬間を見届けようと、29日は未明から沿道に多くの人が。

通常は高架の上を通る新幹線ですが、この日は歩道橋の下をくぐる超貴重な瞬間も。1時間ほどかけ熊本港に到着したつばめは、夜が明けてから船に積みこまれました。

■福岡から
「開業した年に生まれたのでちょうど同い年ぐらいなのでうれしいです」
■あさぎり町から
「地震もあったけど元気な姿になって一回だけかもしれないですけど九州を巡れるのでいいなと思いました」

セレモニーの後熊本港を出発したつばめ。沿線の海を巡る感謝の旅が始まりました。

30日、宇城市三角瀬戸を通過した後の現場から飯田嘉太アナウンサーが中継でお伝えします。