【ソフトバンク・近藤健介 独占手記】「リーグ優勝、日本一」気分一新してシーズンへ
2年連続日本一に挑むソフトバンクはきょう27日、本拠地での開幕戦で昨季リーグ優勝を争った日本ハムを迎え撃つ。近藤健介外野手(32)はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の激闘を経て、15年目のシーズンに臨む。WBCでは打撃不振に苦しんだが、大会後すぐに修正。本紙に独占手記を寄せ、気分一新してシーズンの戦いに挑むと決意を語った。
いいですよ、開幕前のこの感じ。体の状態はどこも問題ない。去年のこの時期は、もうしんどかったので。いい具合に来ていて今のところ順調です。
WBCでは13打数無安打。打撃はその時その時でまったく違うので、13打席打てないことなんか1年間やってればある。調子が悪い時期にぶつかった。大谷はいい意味で気を使わずいじってきましたけど。大会期間中は次の試合に出る準備だけしっかり続けていました。
小久保監督からベネズエラ戦の前にメッセージが届き、バスの移動中に読みました。最後には「やったれ!健介」と。励みになりましたけど気を使わせてしまってるなと。注目されているのは分かっていましたが、心ない声もダイレクトメールで山ほど来ました。全く気にはしませんでした。
帰国の途中で気持ちを切り替えました。大谷には「2028、ロス(五輪)で会いましょう」と言われましたね。負けて帰ってくる時に次はリーグ優勝、日本一とホークスの目標に入れ替えました。準決勝から渡米予定だった娘たちには「アメリカ行きたかったのにー」とは言われましたけどね。時間が自然とスイッチを入れてくれました。打撃に関しても今はこれかなっていうのを見つけました。勝負できるなというところまでは来た。微調整しながら1年間やっていきます。
ソフトバンク加入4年目で初めて日本ハムとの開幕戦になります。古巣というよりも力をつけてきているチームだなと。昨年、最後まで競ったチームと当たる。シーズンを占う最初の3連戦なので、嫌なイメージが残らないように。嫌なイメージを植え付けられるようにやっていけたらなと思っています。
開幕投手は上沢。同期入団だからとかは特にないですよ。12球団勝利が懸かるらしいですけど、本人が頑張ってきた証で素晴らしいことです。やるべき仕事をやり、そこに少しでも貢献できたらなとは思いますね。でも相手先発が伊藤です。今年最初の試合がヒロミ(伊藤)は酷だけど、対策と準備をしていきます。沢村賞も獲り、今では球界を代表する投手。何度も対戦してきましたけど、スタミナもあるし、エースという雰囲気が出てきていますよね。
143試合、離脱することなくプレーして個人タイトルが獲れたらいいですね。ただ、個人成績を狙いにいくとかはないです。意識するとしてもフルで戦ったシーズンの終盤じゃないかな。「長嶋茂雄賞」は今年が第1回ですよね。同じ背番号3で千葉県出身ですが、賞はずっと試合に出てこそのご褒美だと思います。まずはグラウンドにずっと立っていたいです。
(福岡ソフトバンクホークス外野手)
