モンテディオ山形の新スタジアム 10月から造成工事 期間中は周辺の公共施設も駐車場に
天童市に整備されるサッカーJ2モンテディオ山形の新スタジアムについて、10月から造成工事が始まることがわかりました。天童市は工事期間中、周辺の公共施設におよそ2600台の無料駐車場を設けることにしています。
モンテディオ山形は天童市の「NDソフトスタジアム山形」の南側にある特設駐車場に新たなスタジアムを建設する計画を進めています。
新スタジアムの収容人数はおよそ1万5千席で、観客席の一部に屋根が設置されます。試合がない日でも楽しめるようにスタジアムの周辺には広場を設置。コンサートなどのイベントを誘致するなどして稼働率アップを図る考えです。
予想される経済効果は天童市だけで年間24億円、現在のスタジアムの3倍を見込んでいます。
天童市内で6日、市民説明会が開かれ、施設の概要や今後のスケジュールなどが報告されました。スタジアムの建設工事はことし12月に開始され、2028年の4月まで2年半近くにわたり、2028年8月の開業を目指します。
建設費はおよそ158億円が見込まれ、このうち、県と天童市で15億円ずつ国の補助金を活用した上で支援する予定です。説明会の出席者からは「工事による交通渋滞や騒音への対策をしてもらいたい」などの意見が出されたということです。
スタジアム本体の着工を前に10月からは施設周辺の造成工事が始まる予定です。そしてこの工事に伴い、期間中はおよそ5000台ある特設駐車場のうち、2200台が使用できなくなります。このため天童市はモンテディオの試合などイベントが予定されている日に限り、天童市役所や市のスポーツセンターなどの公共施設の駐車場およそ2600台分を開放し、さらにスタジアムへの無料のシャトルバスを運行します。天童市の担当者によりますと駐車場を分散させることでスタジアム周辺の交通渋滞の緩和を図るということです。
一方、9月中旬からは新スタジアムのサッカーフィールドを個人や団体で分割して保有する新たな会員制度「CLUB2160」がスタートします。この制度は、フィールド全体を2160区画に分割し、1坪に相当する1区画あたりを10万円で保有することができるものです。会員特典として建設中のスタジアムを見学するツアーや限定のイベントなどに参加することができます。スタジアムを運営する「モンテディオフットボールパーク」によりますとこうした取り組みはJリーグとしては初の試みだということです。会員の申し込みは9月14日の正午から始まります。

