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ホンダ・プレリュード・コンセプト ネットの声は?

11月5日まで開催され、大盛況のうちに幕を閉じた「ジャパン・モビリティショー2023」には多くの注目のモデルが登場したが、中でもサプライズ発表となったホンダ・プレリュード・コンセプトは大きな話題を集めた1台だ。

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1978年に初代モデルが登場したプレリュードは2001年まで販売が続けられ、5世代23年の歴史を持つスペシャリティクーペであり、初代モデルは国内産の乗用車としては初の電動サンルーフを標準装備したり、3代目では量産車初の機械式4WSを搭載したりと、エポックメーキングなモデルでもあった。


ホンダ・プレリュード・コンセプト

その一方で3代目モデルではフロントエンジンでありながら、当時のフェラーリよりもノーズが低いことをアピールするなど、デートカーとして「軟派」な部分もまた魅力となっていた。

そんなプレリュードの名前を引き継いだプレリュード・コンセプトは、歴代プレリュードと同じく流麗なクーペフォルムのボディとなっており、操る歓びを継承するホンダ不変のスポーツマインドを体現するモデルの先駆けとなると発表された。

またコンセプトではあるものの、市販化に向けて開発中となっているということで、他のコンセプトカーよりもかなり現実的なディテールを持っていたことも特徴で、パワートレインはハイブリッドとなることが判明している。

当時の知る世代にとっては懐かしく、当時を知らない世代にとっては新鮮にも映るであろうプレリュードコンセプトだが、ネットでの声はどのようなものが集まっているのだろうか?

プレリュード・コンセプト 否定的な声

プレリュード・コンセプトに対して、最も多かった否定的な声は「プリウスに似ている」というもので、半数以上がそれについて発言していると感じるほどだった。

ただデザイナーに話を聞くとフロントはグライダーの羽根をイメージし、リアはワイド感を演出するために一文字の光源を用いたということで、実車の印象はプリウスとは異なるものとなっていた点はお伝えしておきたい。


ホンダ・プレリュード・コンセプト

次に多かったのが、プレリュードという名前が復活したことには一定の評価をしつつも、過去のモデルを想起させる意匠が全くないため「名前だけの復活だ」という声も多くみられた。

さすがに20年以上前に途切れたモデルの意匠を現代的なデザインの中に組み込むのはなかなか難しいところかもしれないが、プレリュードの代名詞でもあったサンルーフの設定などは、ぜひ継続してほしいところだ。

それ以外で多かったのは、プレリュード・コンセプトが電気自動車(BEV)であると勘違いし、ホンダの三部社長のスピーチにあった「どこまでも行きたくなる気持ちよさ」に対して、BEVでは航続距離に不安があるのでどこまでも行けないという意見も散見されたが、プレリュード・コンセプトはハイブリッド車として開発されているので、その点は安心してもらいたいところだ。

プレリュード・コンセプト 好意的な声

プレリュード・コンセプトに寄せられた好意的な声の中でも、やはりというか最も多かったのがプレリュードという名前が復活したことを喜ぶものだった。

特に「当時〇代目に乗っていた」という往年のユーザーの声が多く、すでに子育ても終わった世代が中心ということで、大人が乗って恥ずかしくないスペシャリティクーペとしての復活を望む声が多いようだ。


ホンダ・プレリュード・コンセプト

車名だけ復活して全く異なるボディタイプとなることも珍しくないが、プレリュードはしっかり2ドアクーペというボディタイプを踏襲した点も評価する声が見られた。

パワートレインについては前述したようにBEVではなくHEVということで、そこをしっかり把握している人は充電環境のないユーザーでも安心して購入できる点も好意的に受け取られていたようだ。

日本以外ではシビックやアコードのクーペモデルが存在していたが、国内では5代目プレリュード以降、久しく存在してこなかった2ドアクーペというボディタイプが復活し、ワールドプレミアの地が日本ということもあって、日本への導入を期待する声もあり、良くも悪くも注目を集めていることは間違いないようだ。

あとはコンセプトではなく、市販モデルが登場したときにどのくらいスタイルが変化するのか、はたまたコンセプトモデルのままで登場するのか、パワートレインはどんなものになるのか、価格はどうなるのかなど、気になる点は多く、まだまだ注目の的となることだろう。