「これはジャガイモ?ヘチマ?ビワ?違う!」幻のフルーツ『ポポー』って何?味は?なぜマボロシ?【岡山】
「幻のフルーツ」とも呼ばれるこちらのフルーツを知っていますか?いまちょうど旬を迎えていて岡山市でもその味を楽しむことができるんです。一体どんなフルーツなのでしょうか。
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これ、何だかわかりますか?
(街の人)
「全然わかんない」
「ジャガイモみたいな」
「ヘチマのちっちゃいやつ」
「ビワ!じゃない違う違う。う~ん・・・」
多くの人が知らないと答えたフルーツ。その正体は…。
(山本浩貴さん)
「ポポーっていいます」
その名も「ポポー」。明治時代に北米から日本に入ったとされますが、知る人は少ないといいます。
岡山市北区牟佐の農家・山本さんです。今、地域の人と協力してポポーの木を6本育てています。
味は「森のカスタードクリーム」??
一体なぜ、幻なのか。山本さんに聞きました。
(松村みなみ記者)
「下にたくさん落ちているみたいなんですけど」
(山本浩貴さん)
「この落ちた状態が収穫のタイミング。いま採れどきですね。そこからは傷む一方なんです。だから物流しづらい」
ポポーは「追熟」すなわち採った後に熟さないため収穫のタイミングが難しく、また傷みも早く流通が困難だといいます。
岡山市中央卸売市場の卸売業者に確認すると「取り扱った記憶はない」とのこと。まさに幻です。
果たして、その味は・・・??
(松村みなみ記者)
「カキとメロンとマンゴーを足して3で割ったような味」
(山本浩貴さん)
「森のカスタードクリーム、とも言うみたいですよ」
実はポポー、元々山本さんの父親が趣味で育てていたもの。これを10年前に受け継ぎました。
(山本浩貴さん)
「ポテンシャルを秘めているなと。ピンときた。これで地域が盛り上がればなと。さらに」
ポポーをアイスクリームにしてみたら、どうなった?
「この味をどうにかして岡山の人に届けたい」、そう考えた山本さんは3年前。アイスクリーム店にポポーを託したといいます。
(AOBA 木村沙来さん)「急速冷凍したら色とか風味とかが変わらないですね。鮮度がそのまま」
冷凍すれば日持ちするため、アイスクリームに加工して販売することにしたのです。
(AOBA 木村沙来さん)
「さっぱりでもあり、クリーミー。本当にこれは不思議な果物だなあって。市場にもあまり出回っていないので楽しんでもらえたらなと」
食べる人によって、味の感じ方は様々だという不思議なポポー。山本さんは今後少しずつ数を増やしていきたい、と話しています。
